「会社は勢いで辞めると失敗すると思いますよ!」
フリーランスとして独立をするにしても、転職をするにしても、会社(サラリーマン)を辞める自体はそれほど難しい事ではないので、誰にも直ぐに出来てしまいます。
しかし、勢いで会社を辞めてしまうと意外と大変な事が待っています。
もし今現在、会社を辞めたいと考えているなら事前準備をしっかりとしておくようにしましょう。
この記事では、会社を辞める前にやっておきたい事を自分の経験をもとに7つの事としてまとめてみましたので、これから会社を辞めようと思われている方は参考にどうぞ。
目次
1.健康保険を使って健康状態を万全な状態に整えておく
まず一点目は、健康状態を良好な状態にしておくことです。
会社員が使える健康保険が使える内に、血液検査などの健康診断を受けてみたり、歯医者にも通っておきましょう。
会社員のうちに使えるものは使っておくほうがお得です。
僕が会社を辞める前に行っておいたのは、歯のチェックです。
特に虫歯があったわけではないのですが、自分では気づかないような小さな虫歯などがあったら嫌だったので、会社員として働いている内に歯医者に行きました。
結果的に、「親知らず」を抜いておいたのと、虫歯になりかけていた個所を治療してもらうことが出来ました。
2.クレジットカードを最低でも1枚作っておく
会社を退職し、仮にフリーランスになったり、転職したとしても
直ぐにはクレジットカードの審査は簡単に通りません。
更に初年度以降に関しても、
収入が安定していない事もあるのか、
なかなか審査に通りにくくなったりします。
実際に僕も「イオンカード」の審査を通そうとしたら、はずかしながら収入が安定していない性なのか審査が通らなかったんです・・・。
しかたなく、1年後くらいに再び申し込んでみると普通に通るようにはなったものの、退職後に関しては審査は通りにくいという事です。
また、フリーランスにせよ、転職をするにせよ、クレジットカードは数枚持っていたほうが便利なので、退職前に必ず2枚は用意しておきましょう。
3.失業保険の額面と、開始日の確認
会社を退職したのち、通常は3カ月は失業保険がもらえません。
つまり、退職してから数か月間は収入がゼロになってしまうのです。これはサラリーマンを続けてきて、給料を当たり前にもらっていた人からすると大変な恐怖につながると思います。
失業保険としてもらえる額面事態がいくらになるのか?は以下のページで簡単にチェックできます。
なお、退職理由などによっては、すぐに失業保険をもらえるようになったり、給付期間が延長されるようになるので、
会社都合での退職にも関わらず、無理やり「自己都合」のような退職をさせられた場合においては、ハローワークで事情を説明しましょう。場合によっては自己都合から会社都合に変えてもらえる事もあるようです。
4.市県民税や国民健康保険、生活にかかる支払いの確認
僕は会社を退職して一番驚いたのは、この市県民税や国民健康保険の支払い金額です。
会社を退職すれば収入自体も少なくなってしまうのに、市県民税や国民健康保険の支払い、さらには家賃、水道光熱費などの支払いが待っています。
転職をすぐにでもするつもりであったり、転職エージェントや転職サイトを利用していて、すでに転職先を決めているようであれば、大きな問題にはなりませんが、
会社を興したり、フリーランスになるつもりであれば、この支払は非常に厳しいものがあるので注意しておきましょう。
最低でも半年間は、無収入でも食べていけるだけの貯金をためてから会社に辞表届を出しましょう。
参考:転職エージェントについては「転職エージェントとの面接って大変?オススメの転職エージェントを紹介!」を参考にしてください。
5.業務の引継ぎの為にも仕事のマニュアル化
会社を辞めたいと思っている人の多くは、すぐにでも退職をしたい人ばかりだと思います。
そんな人が、数カ月かけて業務の引継ぎを行っていくのは難しいと思います。特にブラック企業などに勤めていた人に関してはなおの事です。
そこで会社を辞めると決めたらすぐにでも取り掛かってお行きたいのが、業務の徹底したマニュアル化です。
これを見れば誰にでも業務が出来るくらい細かいマニュアルを作っておくことで、簡単に業務を引き継ぐコトが出来ますので、余計な心の負担にもなりません。
僕は何回か会社を辞めてから電話がかかってきた事があって、「あれってどうやればいいんですか?」みたいな事を聞かれたことがありましたが、そんなことにならないように、事細かくマニュアルに残しておきましょう。
※会社を辞めた後に、電話がかかってくるほど面倒なこともないですしね。
6.履歴書や職務経歴書の作成⇒転職サイトの登録
これは会社にいる時のほうが記憶が鮮明でまとめやすいので、事前に行っておきましょう。
転職組であれば履歴書であったり、職務経歴書に関しては、自分がいま勤めている会社に対して提出したものがあるかと思いますので、まずはそれをデータ化するようにしましょう。
そのデータをもとに、転職サイトや転職エージェントサイトに登録を行って、いつでもスカウトメールを受け取ることが出来るようにしておくと便利です。
スカウトメールを受け取ることによって、「自分はいつでも転職が出来る」という自信にもつながります。
7.会社のデスクやパソコン、データの整理整頓
会社にある自分の私物に関しては、少しずつ持ち帰るようにしておきましょう。
退職前にデスク回りがきれいになりすぎるのも怪しまれるかもしれませんが、退職を伝えてからキレイにしていくのも、少々面倒だったりもするので会社を退職すると心に決めた日から、どんどんデスク回りはきれいにしてしまいましょう。
また、会社のメール等を使って登録したサイトなどはすべて登録を解除しておき、パソコンの中に入ってる私用なデータがあれば、すべてUSBにでもデータを移動させておきましょう。
会社のデータを持ち帰ってしまうと、いろいろと面倒な事を言われる可能性がありますし、正直言って一つの会社で使っていたデータ等は次の会社でも、転職活動においても使い物になりませんので、念のため・・・などと言って持ち帰る必要もないと思います。
僕の場合は、最初に勤めていた会社で広告を扱っていた関係もあって、自分が作成した広告をいくつか頂いておいて、ポートフォリオにしてありますが、事務作業などをやっていた場合には何も取っておく必要はないです。
転職活動では、作ったデータではなく、どれくらいエクセルが使えるか?等が重要になってくるのです。
会社を辞める前に行っておきたい事のまとめ
いかがでしたでしょうか?
会社を辞める前に行っておきたい事を7つのポイントに絞って紹介させてもらいました。
転職を希望される方も、会社を興す方やフリーランスを目指す方も、会社を辞める際には勢いではなく、こういった事前準備を怠らないようにしておきましょう。
wakoでした。
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