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慶應義塾大学は、創立者福澤諭吉の「実学の精神」を基盤とし、総合大学としての強みを生かし、分野横断的アプローチにより、教育・研究・医療を通じた社会へのさらなる貢献を目指しています。
現在世界が直面する重要課題は数多くありますが、日本が抱える課題には、少子高齢化、経済、地域、日常生活に関するセキュリティ、生成AIの登場による新しい価値の創造をめぐる問題などが挙げられます。
慶應義塾大学は、これらの課題解決に向けて、2014年度から10年間にわたり、文部科学省スーパーグローバル大学創成支援事業を推進してきました。「実学(サイエンス)により地球社会の持続可能性を高める」を構想テーマに掲げ、学際的な3つの研究クラスター、「長寿 Longevity」「安全 Security」「創造 Creativity」を軸として研究と教育を進めてきました。
10年の取組みから得られた経験をもとに、引き続き、協定大学など海外のパートナーとの連携を一層強化し、学際的かつ国際的な最先端の研究を推進することにより、グローバル社会で活躍できる人材を育成し、国際社会の発展に貢献していきます。
持続可能な開発目標(SDGs, Sustainable Development Goals)とは、2015年9月の国連サミットで採択された17の国際目標(ゴール)です。2030年までに、発展途上国と先進国双方が持続可能でよりよい世界を目指すための普遍的な目標で、「地球上の誰一人取り残さない」を理念として掲げ、貧困、不平等、気候変動、環境問題、平和と繁栄、正義などに関する17の目標と、169のターゲットから構成されています。
「実学(サイエンス)により地球社会の持続可能性を高める」を構想テーマに掲げて2014年度から10年間にわたり文部科学省スーパーグローバル大学創成支援事業を推進してきた慶應義塾大学は、大学病院を有する教育・研究機関として、世界と地域社会に貢献する研究大学として、SDGsに関連するさまざまな取り組みを行っています。
慶應義塾大学は、世界の340以上の大学・高等教育機関等と協定を締結し、学生交換、学術交流、研究連携を展開しています。グローバル社会でのリーダーに必要なスキルや専門性を磨く機会として、日本の大学では最多規模の31(2023年6月現在)の海外の大学とのダブルディグリープログラムを有しています。また、学内では、約1000の英語による授業を提供しています。さらに、世界経済フォーラム(ダボス会議)の世界学長会議(GULF)、U7+Alliance、APRU(環太平洋大学協会)、日英知識経済イニシアチブ研究教育ネットワーク(RENKEI)、ASEAN+3UNet などの大学コンソーシアムの一員として、海外の大学と連携し、世界や地域に貢献する大学として、積極的に活動しています。
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