2024年に最も〝ググられた〟言葉は―?インターネット検索サイト「Google」を運営する米グーグルの日本法人が今年の検索ランキングを発表した。都道府県名と一緒に検索され、前年と比べて検索数の伸び率が高かったキーワードの群馬県1位は「カリビアンビーチ」だった。2位は地元に根差したプロスポーツチーム、3位や5位には「なぜ?」が思わず頭に浮かぶ言葉がランクインした。

1位 カリビアンビーチ

 カリビアンビーチは桐生市新里町にある市新里温水プールの愛称。中米のカリブ海の名前を冠し、常夏の気分を楽しめるプールだ。物価高を受け、2024年度にオープン以来初めて(消費税増税時を除く)の値上げを実施した。利用促進のため市内の全小中学生約6000人に毎月1回利用できる無料券を配布するなどし、話題となった。

 西脇敦史所長(54)は検索1位に「びっくりした。昨年まではコロナ禍やプールの改修などがあり、今年の夏は久々のフルオープンとなった。例年以上にお客様が多かった。多くの人が『行ってみようかな』と思ってくれたのでは」と話した。

2位 ザスパ群馬

 2位は群馬を拠点とするプロサッカーチームだった。ザスパ群馬は今季J2で3勝26敗9分けの最下位となり、J3降格が決まった。大槻毅元監督の契約解除や、元日本代表MFの細貝萌氏の現役引退と社長代行兼GM就任の内定など、チームの行方に絶えず注目が集まる一年だった。