中学生考案のどぶろく使ったジュレ「牧の清流」 7月26日に3か所で限定販売

新潟県上越市立牧中学校（岩城淑樹校長）を2014年度に卒業した生徒たちが考案したスイーツがプロの手によって商品化され、2015年7月26日、1日限定で販売される。同区の特産である「どぶろく」を使用したジュレ「牧の清流」で、販売数は350個。価格は税込み1個300円。

どぶろくを使用したジュレ「牧の清流」

昨年11月に牧商工会が主催した「どぶろくスイーツコンテスト」で当時の3年生男子生徒4人が応募し、上位入賞したもの。生徒たちのレシピがコンテスト審査員を務めた同市内の菓子店「菓心亭かまだ」の鎌田英一さんによって改良された。同コンテスト入賞商品で中学生考案のものを鎌田さんが改良して販売するのは昨年12月に登場したマカロン「どぶロン〜牧っこ三姉妹〜」と焼き菓子「牧の四季」に続いて3品目。

このほど完成したのは、どぶろくのアルコール分を飛ばしたマンゴー味とイチゴ味のゼリーを２層に重ねたものと、5種類のフルーツをほんのりレモン味の炭酸水で作ったゼリーで閉じ込めた夏にピッタリのジュレ。涼しげな見た目とさっぱりした味わいが特徴だ。

岩城校長は中学生考案のものが商品化されることについて「昨年度、『牧を熱くしよう』をテーマに中学生が牧の活性化に向け、できることを取り組んできた。商工会、鎌田さんのご支援を受け、自分たちのできることを実現できた。生徒たちにとって大事な経験ができた」と話している。

販売場所は牧中学校グラウンドで開催される「牧体育大会」会場、同区落田の「割烹新柳」、同市鴨島1の「菓心亭かまだ子安店」の3か所。

問い合わせは牧商工会025−533−5070。