若田宇宙飛行士の国際宇宙ステーション長期滞在開始について
平成25年11月7日
宇宙航空研究開発機構
ソユーズ宇宙船(37S/TMA-11M)で国際宇宙ステーション(ISS)に到着した若田宇宙飛行士は、第38次/第39次長期滞在クルーとしてISSでの長期滞在を開始しました。
若田宇宙飛行士は、来年5月頃、ソユーズ宇宙船(37S/TMA-11M)で帰還するまでの約6ヶ月の間、ISSに滞在する予定です。
ISSとのドッキング日時 | 平成25年11月7日(木)19時27分(日本時間) 平成25年11月7日(木)14時27分(モスクワ標準時間) |
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ISSとソユーズ宇宙船(37S/TMA-11M)間の ハッチオープン日時 |
平成25年11月7日(木)21時44分(日本時間) 平成25年11月7日(木)16時44分(モスクワ標準時間) |
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理事長談話
若田宇宙飛行士の国際宇宙ステーション長期滞在開始について
平成25年11月7日(木)午後1時14分にバイコヌール宇宙基地から打ち上げられたソユーズ宇宙船(37S/TMA-11M)は、同日午後7時27分に国際宇宙ステーション(ISS)に無事にドッキングし、若田宇宙飛行士は約6ヶ月にわたる長期滞在を開始しました。スペースシャトルミッションを含め、今回が4回目の宇宙飛行、2回目のISS長期滞在となります。
若田宇宙飛行士は、来年3月中旬には、ISSでの軌道上作業の実施と搭乗員の安全確保等に責任を持ち、ISS第39次長期滞在搭乗員6名を統括して指揮を執る、「ISSコマンダー(船長)」に日本人として初めて就任します。また、「ロボットアームのスペシャリスト」として、今夏、「こうのとり」4号機でISSに運んだ超小型衛星の放出や、ドラゴン及びシグナス補給船の結合・分離作業を実施するほか、様々な実験運用に従事する予定です。
今回のミッションでは、訓練の成果を十分に発揮するとともに、ISSコマンダーとして米国・ロシアの宇宙飛行士と力を合わせてISS・「きぼう」で活躍する姿を見せてくれると確信しております。
これまで多くのご協力、ご支援をいただきましたNASA、ロシア連邦宇宙局をはじめとする国内外の関係機関の皆様方及び国民の皆様に心からお礼を申し上げますとともに、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。
平成25年11月7日
宇宙航空研究開発機構
理事長 奥村 直樹