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ネオニコチノイド 静かな化学物質汚染

ミツバチなどの大量死やヒトの発達障害を招く? この「効きすぎる農薬」の正体は? 最新研究をふまえ問題を告発、解決策を探る

ネオニコチノイド 静かな化学物質汚染
著者 平 久美子
通し番号 1102
ジャンル 書籍 > 岩波ブックレット > 社会
日本十進分類 > 社会科学 > 社会
刊行日 2024/12/04
ISBN 9784002711027
Cコード 0336
体裁 A5 ・ 並製 ・ 80頁
在庫 在庫あり
ミツバチなど身近な生き物を大量死させ、子どもの発達障害の一因とも疑われるネオニコチノイド。世界が規制や禁止に向かうのに逆行して、日本では規制緩和!? この日本人がつくった「効きすぎる農薬」の正体とは? 深刻化する環境や生態系、人体への影響とは? 進展著しい研究成果を踏まえ医師が問題を告発、解決策を探る。


■著者動画
 はじめに

第1章 日本人がつくったネオニコチノイド

 コラム アセチルコリンとニコチン受容体

第2章 なぜ効きすぎるのか?――生態系への影響

第3章 ヒトにも例外ではない

第4章 ネオニコチノイド汚染の現状

第5章 どのように規制するか?――農薬登録制度の盲点

第6章 これからどうする?――脱ネオニコチノイド戦略

 おわりに
 引用文献
平 久美子(たいら・くみこ)
1957年愛媛県生まれ.神戸大学医学部卒.専門は麻酔科学,臨床環境医学.東京女子医科大学附属足立医療センター非常勤嘱託,ペインクリニック環境医学外来担当.日本麻酔科学会認定医.日本臨床環境医学会理事,同環境アレルギー分科会代表.ネオニコチノイド研究会代表.2001年に環境農薬中毒研究を開始,環境ネオニコチノイド中毒の国際共同研究に携わり,論文多数.「浸透性殺虫剤タスクフォース」公衆衛生ワーキンググループ座長.

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