【肉のうまみが違う】マニアックなドイツ産ソーセージ食べ放題2,500円のお店があった

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こんにちは、「メシ通」で初めて書かせていただきます星野と申します。

当方は写真家の傍らデザイナーの傍ら書道家の傍らライターの傍ら……世界の隅っこで好きな物や者を愛でるがままに縦横無尽に徘徊しております。

そしてご飯大好き、美味しいもの大好き。食事とは、味わう事を楽しむこと、好奇心を満たす行為として愛してやまない生きがいのひとつでもあります。

今後ともよしなに!

 

さて先日、何気なくツイートした当方のツイートがバズったことがありました。

  

 

2年前足を運んだその場所は東京・飯田橋。「インビスハライコ 九段店」で体験したソーセージ食べ放題2,500円!(水・金・土曜は13、15、17、19時から90分、月・火・木曜は15時以降なら好きな時間で90分。ただし電話での予約が必要)

ああ、また食べたいなーいつ行けるかなーなんて思い出しながらツイートしたこの一件。

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……再訪する機会が巡ってきました!

  

お腹空かせてインビスハライコ九段店へ

ç´„1年ぶりの、インビスハライコ! 

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店先の看板や広告(写真上)でテンションが上がる。

これより東京のドイツエリアに突入だ……!

 

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店舗は小さめ、だけどすっきりとしたデザインが何だか海外っぽくていい。

それまでドイツソーセージの食べ放題2,500円は水曜日、金曜日、土曜日限定だったが、現在は毎日実施されている。素晴らしい!

ドイツ直輸入のハライコソーセージだけではなく、ザワークラウト、ドイツドーナツ、サラミも食べ放題。

プラス1,500円にてビール飲み放題もつけられるというのだからビール好き狂喜乱舞必須である。

残念ながら私が下戸なので、ビール飲み放題は最初から諦めるしかなかった……。

 

さっそくソーセージ食べ放題開始!

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とりあえず食べ放題のソーセージ全10種類、ザワークラウト、サラミ、ドイツドーナツなどなど、メニューのすべてを注文(もちろん食べ放題に含まれてますよ、全部)。

ああ、なんと素晴らしいビジュアル……。

私は東欧諸国、旧共産圏をひとり練り歩くことが多いのだが、肉の食文化圏で食べ歩いてみると腸詰、というより肉の加工食品は日本で買うとかなり割高な気がしてならない。普段、自炊する時はめったにソーセージやハムなどを買うことはないのもそのせいだ。

なので、ソーセージがこんなにも並ぶ絵面は完全なる贅沢、フェスティバル以外のなにものでもないと感じてやまない。

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店長さんに「美味さのヒミツ」を聞いた

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──磯野さん、まずはお店の成り立ちを教えてもらってもいいですか?

 

f:id:Meshi2_IB:20190816155146p:plain磯野さん:ソーセージの輸入を始めて32年になります。飲食可能なアンテナショップは六本木店を2010年に(現在は閉店)、さらにこちらの九段下店を2015年に2号店としてオープンしました。

 

──ソーセージはすべてドイツからの輸入?

 

f:id:Meshi2_IB:20190816155146p:plain磯野さん:そうですね。いま10種類以上のソーセージを扱っているのですが、100%ドイツ産です。本国のメーカーであるハライコから代理店という形で輸入販売し、主にレストランや輸入品の扱いが多いスーパーマーケット向けに卸しています。

 

──2年前、初めて来たときにソーセージの美味しさにめちゃくちゃ感動したんですが、やっぱり今回も夢中で食べまくってしまいました。

 

f:id:Meshi2_IB:20190816155146p:plain磯野さん:ありがとうございます。日本向けに味つけしたソーセージではなく、本場ドイツで地元の方々が日常的に食しているソーセージをそのまま冷蔵して輸入しています。

 

──なるほど。

 

f:id:Meshi2_IB:20190816155146p:plain磯野さん:油も少ないし、お砂糖も入れないんですよ、ドイツのソーセージメーカーは。日本はどうしても消費者の好みに合わせて(味付け用の)水飴とか、お砂糖を入れるケースも多いんですけどね。ドイツのはしょっぱく感じるけど、実際塩分は少ないです。

 

食べ放題は月・火・木が狙い目!

──ところでこちらの食べ放題コース(2,500円、90分)には、どういうお客さんが来るんでしょう。大食いに自信のある学生さんとか?

 

f:id:Meshi2_IB:20190816155146p:plain磯野さん:いろんなお客さんがいらっしゃいますね。ご家族で来る方もいるし、学生さんたちがチャレンジ感覚で来たり。ドイツの方は……あまり来ないですね(笑)。あ、女性のお客様が多いですよ。食べる量的には、男性で平均8本、女性平均5、6本くらいでしょうか。だいたい皆さんで10種類シェアして、あ、これおいしいねってなったら追加するパターンでいいかと思います。

 

──女性が多いのは意外でした。今、個人がおみやげとして海外の肉を買って帰国するのは禁止されてるから、こうして現地のソーセージを買ったり食べたりできるお店は貴重ですよ。ビールもドイツ製でしたよね。

 

f:id:Meshi2_IB:20190816155146p:plain磯野さん:はい。ドイツ製じゃないのはレタスとかそれくらいですかね(笑)。

 

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▲店頭では専用のマスタードやドイツワインなど、関連商品も販売中

 

──ちなみに、毎日実施されている食べ放題コースは予約が必須とのことですが、予約状況はどうなっていますか?

 

f:id:Meshi2_IB:20190816155146p:plain磯野さん:おかげさまで評判も高くて、結構予約が埋まっちゃってるんですが、月火木であれば比較的空いていますね。とくに早い時間は空いているので、予約しやすいかもしれません。

 

──以前、友達とうかがった時は1人1本ずつ食べていって、8本目までは美味しく食べられたけど、それ以降が一気にお腹が埋まってきつくなってしまって幸せだけど大変でした(笑)。

 

 f:id:Meshi2_IB:20190816155146p:plain磯野さん:ソーセージは古代ギリシャ時代の文献に乗っているほどの歴史のある食べ物で、ドイツには1600種類以上あるといわれています。弊社では、世界中から香辛料が集まる北ドイツの港町のものを豊富に揃えています。ぜひみなさんにこの味を体験していただきたいですね。

 

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貴重なお話しもうかがえ、ドイツソーセージもしっかり堪能できて、幸せすぎる時間をありがとうございました!

  

店舗情報

Imbiss hareico (インビスハライコ)九段店

住所:東京都千代田区飯田橋1-7-8 サンハイツ九段 1F
電話:03-6272-8677
営業時間:11:00〜21:00 (ラストオーダー20:30)
定休日:日曜日

※食べ放題は要予約

www.imbisshareico.jp

 

書いた人:星野藍(ほしの・あい)

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写真家、ライター、デザイナー、書道家など。旧共産圏の国々と未承認国家をこよなく愛し縦横無尽に徘徊する。食べる事は人生の生きがいのひとつを考えており、自分の行った国々の郷土料理は何かひとつ作れるようになる事を心がけている。

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