第12回|色画用紙を使ってペーパーファンを作ってみよう!
第12回は、色画用紙で作る「ペーパーファン」の作り方です。ペーパーファンは、天井から紐で吊るしたり、壁に貼り付けたりする、パーティーのデコレーションアイテムで、パーティー好きの欧米ではよく使われています。
ナベチン
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市販のペーパーファンは、薄葉紙などで作られていることが多いですが、今回は100円ショップなどでも手に入れやすい色画用紙を使って手軽にペーパーファンを作る方法をご紹介したいと思います。
定規で測って印を付けたり、のりで接着したり、面倒な作業も必要なく、手で折って紐で縛ってクリップで留めるだけで誰でも簡単にペーパーファンが作れる手法になっています。(折り紙でも同じ手法で作ることが可能です)
このペーパーファンの作り方を覚えておけば、あなたのアイデア次第で独特なデコレーションを作り出す事もできるので、ぜひマスターしてみてください。
動画でも最新の作り方を紹介しています!
↑こちらの動画では、スコアリングボードという道具を使って折り筋を入れて、素早く作って行く手法を紹介しています。また、角を丸くカットしてお花っぽく可愛く見せたり、吊り下げる紐も別途追加したり、少々応用を効かせた作成方法になっていますので、合わせてご覧ください。
用意するもの
1. 色画用紙 2枚(今回はダイソーの色画用紙を使用)
2. ゼムクリップ 4個
3. 紐(動画内ではテグスを使用しています)
ペーパーファンの作り方
1.画用紙を横向きに置き、半分に折る
2.画用紙を開いて縦向きに置き、半分に折る
3.画用紙を開いて中心の折り筋に合わせて下から折る
4.反転させて反対側も同じように折る
5.画用紙を開き、3本の折り筋に合わせて蛇腹に折る
3本の折り筋が均等に入っています。
下から順に蛇腹に折っていきます。
最後まで折ると、こんな感じになります。
6.画用紙を開き、もう一度蛇腹に折る
一度蛇腹折りした画用紙を開くと、7本の折り筋ができているので、それらを基準にさらに細かい折り幅の蛇腹にしていきます。
最後まで折ると、こんな感じの幅が細かい蛇腹になります。
7.もう一枚の画用紙も、蛇腹に折る
同じようにして、もう1枚の画用紙も蛇腹折りを2度繰り返して、2つの蛇腹の画用紙を作ります。
8.二つの蛇腹を繋げる
ゼムクリップを2個用意し、二つの蛇腹の端と端を重ね合わせて、合わさった部分をゼムクリップを差し込んで2箇所を固定します。
二つの蛇腹を繋げる繋げるとこんな感じになります。
9.中心部分を紐で縛る
二つ繋がった蛇腹の中心部分を摘み、30cmぐらいにカットした紐で縛ります。念の為、解けないように3回ぐらい固結びをします。
縛った紐の余った部分の先の方もを固結びして、輪っかになるようにしておきます。完成後に壁などに飾り付ける時に、この輪っかに養生テープやマスキングテープを通して貼りられるようになります。
最後に、残り2個のゼムクリップで蛇腹の画用紙が円形になるように広げ、繋がっていない2箇所を先ほどと同じように固定します。
形を整えたらペーパーファンの完成です!
これを1つだけ作っても全然素敵な飾りには見えないですが、このペーパファンをたくさん作ると、色々な飾りに応用することができます。
例えば、同系色で大中小と大きさの違ったペーパファンをたくさん作って壁にたくさん張り付けると、お花がたくさん咲いているような壁面に演出することができます。
また、この1つのペーパファンを1つのドットと考えれば、ドット絵のような感じで壁に色々なものを表現することが出来たりします。↓下の写真は赤と緑のペーパファンをレイアウトしてクリスマスツリーを表現しています。
ペーパーファンで作るクリスマスツリーの作り方はこちら>>
最初は1つ作るのもけっこう苦戦するかもしれないけど、慣れてきて効率よく作業すれば短時間で大量に作る事も可能です。
あなたのアイデアでもっと素敵なパーティーの飾り付けを考えてみてください!
minne(ミンネ)にて、ペーパーファンセットの販売も始めました!
ナベチンがハンドメイドで作成したカラーコーデ済みのペーパーファンセットが、ハンドメイドマーケット「minne(ミンネ)」にて購入することができるようになりました。
作る時間がない方や上手く手作りする自信がない方は、ぜひご活用ください。
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