あ……Vプリカ使えばよかったんじゃん〜〜〜!
思わずコンビニで(心の中で)叫んでしまいました。なぜかって? はい……その経緯をご説明しましょう。
Vプリカってご存じですか? Vプリカとはネット専用Visaプリペイドカードです。リアルなカードは作らず、インターネット上のVisa加盟店で、 クレジットカードと同じように使えるもの。以前、ギズモードの記事でも紹介したのですが、銀行口座や本人確認資料など一切不要、審査なしで24時間365日即時発行される、とても便利なカードであります。
こちらは完全にバーチャルなカードだったのですが、昨年末、このVプリカが商品性の良さをそのままに進化を遂げ、コンビニなどのプリペイドカード陳列棚で販売を開始しました。その名も「Vプリカギフト」というもの。「Vプリカを贈り物としてプレゼントしたい」という要望に応えて誕生したんだとか。
コンビニのプリペイドカードコーナーなどでも販売されており、ギフトというだけあって贈り物にできるだけでなく、自分用に買って使うことができます。
Vプリカギフトはアカウントの開設すら必要なく、カードに書かれている認証番号とカード番号下4桁を入力すればすぐに使えるという、利便性MAXなサービスです。明細が郵送されるのではなく、オンラインで管理するというところがポイント。
というのも、既婚のギズ読者なら共感してもらえると思うのですが、ガジェット好きの宿命として「嫁バレ」ってあるじゃないですか。独身時代はアレもコレもと際限なく買っていたものが、結婚したらそうはいきません。そこで、どうしても欲しいものだけこっそり買うんだけど時々見つかって怒られるという。未婚でいう、親バレ、家族バレと同じですね。
ワタクシ、オーディオ用のイヤフォンをいろいろ試すのが好きで、独身時代は買いまくっておりました。そのコレクションはすでに数十個。結婚してからもしばらくは買っていたのですが、ついに妻から「買いすぎ」と購入禁止令が出まして。
渋々了承したものの、先日よさげなモデルを発見し、つい魔が差してポチッとやってしまったのです。「やべぇ……明細が届いたらソッコーで隠滅だな」と心の準備をしていたはずなのに。嗚呼……。
こっぴどく怒られました。
んで、やけ酒でもあおるかとビールを買いに訪れたコンビニのプリペイドカードコーナーでVプリカギフトを見かけ、冒頭の心の叫びになったというわけです。これさえ使っていれば明細もオンラインのみだから嫁バレも防げたはずなのに……。
で、早速ワタクシもコンビニで購入してまいりました。ちょっと使い方を説明しますね。
Vプリカギフトの使い方
Vプリカギフトカードの裏側にあるQRコードから、もしくはURLを打ってVプリカギフトのサイトにアクセスします。
次のページで利用規約に同意した上で、「次へ」をクリックします。
次にVプリカギフトカード裏面のスクラッチをコインで削ると認証番号とカード番号が出てきます。
次のページで番号を入力し「確認」をクリックするとカードが使用可能になります。隠れているセキュリティコードはマウスオーバーすると表示されますのでご確認ください。カード裏面に有効期限とセキュリティコードを書きます。
たったこれだけでもう利用可能になります。
使い方は通常のクレジットカードと同じ。インターネット上のVisa加盟店ならばほとんどで使用可能です(一部使えないサイトもあるので、もし使いたいサイトがあればあらかじめ調べてみてください)。
Vプリカギフトの便利なところ
通常のクレジットカードと違って、明細が自宅に送られてくることもなく、管理はオンラインのみ。購入したVプリカギフトは一度登録すると不要になりますのでこっそり処分しましょう。Vプリカギフトのサイトを見ると明細はわかりますが、情報を教えなければバレることもありません。男にだってヒミツにしたいことはありますよね。
また海外のサイトで欲しいものがあるけど、カード情報を登録したくないってことけっこうありますよね? そんなときの決済にVプリカギフトを使うというのも手です。万が一カード番号の流出などがあっても購入金額以上の被害は及ばないので、安心して使えます。
ほかにも、事情があってクレジットカードを持てない方、もしくは持たない主義の方も結構いると思いますが、そんな方でも気軽にネットショッピングが楽しめるのはうれしいですよね。特に最近はスマホゲームの課金などにもVプリカギフトを使えば、審査も要らず、すぐに使えるのが便利。
Vプリカギフトで嫁バレ対策
Vプリカギフトは小物の買い物には最適です。ワタクシのようにイヤフォンを集めている者にとっては、欲しいものが見つかったときにカードを買ってくればよいのでとても使いやすいですね。コンビニで買いためたVプリカギフトをここぞという時に使おうと思います。
ここで一つ嫁バレ対策のコツを伝授すると、購入した物をコンビニ受け取りにするといいですよ。大手ECサイトのコンビニ店頭受け取り可能なところで購入することを忘れないで下さい。
Vプリカギフトでこっそり買ったけど受け取りの時にバレたということにならないよう、こういった対策も必要です。また平日は仕事の帰りが遅くて受け取れないという方でも、近くのコンビニなら会社帰りに受け取れるのも便利ですよね。
嫁バレ対策以外にも使えるVプリカギフト
例えばスマホゲームでついつい課金しすぎてしまうユーザーにもおすすめです。Vプリカギフトなら購入金額がそのまま上限金額となるので、課金の抑制効果も期待できます。
ほかにも動画コンテンツや音楽の購入にも利用できます。例えば「クレジットカードは使いたくないんだけど見たい動画が3つある」というような場合は、3,000円のカードを買ってくればすぐに見られます。
余った金額はどうするか? 大丈夫です。アカウントを開設すれば残高を合算可能。最大で10万円まで利用可能なので結構大きな買い物にも使えます。安めのデジカメくらいならイケますよね。そう考えると、ネットでの買い物が多い方なら「Vプリカギフト」がいいかも。
いかがですか? 商品をコンビニ受け取りにでもしておけば嫁バレ対策バッチリでしょう?
それにしても今回Vプリカギフトを使ってみて、普通の買い物でも普通に使えることに驚きました。特定のプリペイドカードだと、指定のサイトでしか使えないことが多いのですが、VプリカギフトならVisa加盟店ならどこでも使えるというのが大きいですよね。むしろ使えないところを探すのが難しいぐらい。これならギフトとしても贈りやすいし、もらった方もネットで最安のものを自分で選んで買うことができる。どっちにも都合がいいですよね。
初めは嫁バレ対策として考えてましたが、こんなに便利なら嫁にも教えてあげようかなと思ったぐらい。ってあれ、でもそれやると結局嫁バレになるのか……。
source: Vプリカ
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(奥旅男)