試験官「耳の聞こえないAさんと目の見えないBさんが意思疎通を図る方法を答えよ」
―答えは簡単、このグーグルグラスのアプリで一挙解決です。
ジョージア工科大学が聴覚障がい者のために開発したリアルタイム字幕生成アプリ「Captioning on Glass」です。スマホをマイクのように持って話すと、ほぼ瞬時に音声認識で文字に変換して聞き手のグーグルグラスに表示します。す、すごい…。こういう用途なら顔装着型パソコンも諸手をあげて応援したい!
耳の聞こえない方、難聴の方はもちろん、英語のヒアリングが苦手な人にも良さそうだ…と思ったら案の定、チームではもっと広い用途も考えていて、英語、スペイン語、フランス語、ロシア語、韓国語、日本語を拾って翻訳を表示する機能も現在開発中とのことです。
唯一の問題は、グーグルグラスとペアリングしたスマホを話し手に渡さなきゃならないことで、通りがかりの見知らぬ人と話したい時にはちょいと危ない…。でも信頼できる者同士が每日の会話で使う分にはその心配もないしメリットは絶大です。
source: Captioning on Glass via CNet
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Robert Sorokanich - Gizmodo US[原文]
(satomi)