オーストラリアに遊びに行く人は要チェック!
オーストラリア西部の海では、2年間に人がサメに襲われ死亡する事件が6件発生し、深刻な問題になっています。地元ではサメ対策として全長3メートル以上のサメは殺しても構わないというルールを新設するほど。でもこの対策には野蛮過ぎるや非生産的などの不満の声も上がっており、オーストラリア州政府はサメと人の戦いに頭を悩ませています。
そこで科学者達は、サメ320匹にICタグを取り付け位置情報を探知し、ビーチに近づいたらTwitterに自動投稿してフォロワーに注意してくれる対応策を開始しました。サーフィン演る人はチェック必至かも!
Twitterなら新聞やラジオよりも素早くサメの場所をサーファーや旅行者に知らせて注意を促せられますよね。タグ付けされた320匹にはホホジロザメも含まれているそうです。ツイートではサメの大きさとおよその位置が投稿されます。
Fisheries advise: tagged Tiger shark detected at Ocean Reef receiver at 02:16:00 AM on 28-Dec-2013
— Surf Life Saving WA (@SLSWA) December 27, 2013
このようにタグが付いたサメが近づくと、Twitterに自動投稿される仕組みです。アカウントは「@SLSWA」です。
この取組みは、無駄なサメの殺害を減らせて、サメの動きをデータで補足してより効果的なサメ対策や海洋学の領域でも活かせるメリットもあるそうですよ。
オーストラリアと言ったらビーチだから海目的で行く人は多いですよね。去年初めて行ったのですが、その時も海で1日過ごしましたし。でもこのTwitterって、ビーチにいたら防水のスマホじゃないと見れないじゃないのかなぁ...。
[Sky News]
Photo via davidpstephens/Shutterstock
SARAH ZHANG(原文/鴻上洋平)