iPad Airが軽い。思わずぶんぶん振り回しちゃうほど。
今日発表されたiPad AirとiPad miniを国内のアップルプレスイベントで触ってきました。まずはiPad Airからいきましょー。
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iPad Airで注目すべき点は、ベゼルが細くなり、7.5mmの薄さと大幅に軽くなった469gの重さを実現したボディサイズです。
iPad Airは持った瞬間に「軽っ」と言ってしまうほど、重さを感じさせません。特に今までのフルサイズiPadを使っている人からしたらこの軽さに驚くことは間違いなし。キーノートでフィルシラーが「このワクワク感は触ってもらわないと分からない」と言っていましたが、眺めてるだけじゃほんとに分かりません。
iPad Airは、写真を見てもらえれば分かるように、片手で楽々と持っていられます。今までのiPadだと片手持ちしてると前か後ろに倒れてしまってたけど、iPad Airなら余裕で持てます。ただ、miniのように片手で掴むことはできませんけどね。
スペックではアップルA7チップが搭載されたことで処理能力が高速化されてます。前世代iPadのA6Xからスペックアップしてるのは嬉しいポイントですが、そこまで興味をかき立てられるものではありませんでした。だって速くなって当たり前みたいな感じですしね。
それでも一応聞いておこうと思い、アップルの説明員の方に「速さを体験できるアプリはなんですか?」と尋ねた所、起動してくれたのがAutodeskのAutoCAD 360。ぐりぐりと図面を動かしてる様子は確かに速さを感じさせられます。
あ、今回のモデルから採用されているMIMOですが、WiFiアンテナが2本になったことにより、Safariでのページ閲覧スピードは少し高速化したかな?と感じられました。WiFi環境が整っていれば分かるんじゃないでしょうか。
RetinaになったiPad mini
やっぱ出たRetina iPad mini!
僕は昨年iPad miniが出た時に、そそくさとフルサイズiPadから乗り換えてたので、miniのRetinaは待ってましたと言わんばかり。
iPad mini Retinaディスプレイモデルの特徴は、そのまんまRetinaディスプレイを搭載したことと、これまたA7チップを搭載されたところですね。
miniの7.9インチディスプレイに解像度2048x1536のRetinaが載ることで、ピクセルが凝縮されてるように見えます。これは画面がシャープすぎて好き嫌いが出てくるかもしれません。iBooksで本を読んでみましたが、iPad mini 2012年モデルで文字を読みたいとはもう二度と思わないかも。
CPUはA7でスピードアップもはっきりと分かります。前世代iPad miniを使っている時には、アプリの切り替えとか、Evernoteを起動するだけでもたつきがありましたけど、A7なら不満はなさそう。
ハンズオンまとめ
iPad Air、iPad mini Retinaディスプレイモデルどちらも甲乙付けがたく、良いタブレットだと思いました。スペックは互角。購入するなら、使い方や持ち運びを考慮してサイズとセルラーモデルの有無を決めるだけになりそうです。これが悩ましいんですけどね…。
今までiPad miniのサイズが好きで満足してたので次もminiにする予定でしたが、iPad Airが予想以上の軽さと「使えそう」なタブレットなので、買うならどっちにしようか迷うところです。
やっぱここはボディを削りまくってスリムになったiPad Airを持ち運びたいですが、9.7インチはでかいし…。11月1日まで迷っていようと思います…。
(大野恭希)