ついにきた。
サムスンがついに、長らく噂になっていたスマートウォッチを発表しました。そのAndroid搭載の腕時計型コンピューター、GALAXY Gearについて、今日わかったことすべてをここにまとめます。GALAXY Gearは、ざっくり言えばスマートフォンをコンパクトにして腕時計型にしたものです。ホームスクリーンには時計と、カメラや連絡先といった重要なアプリへのショートカットがあります。電話の受発信やSMS、FacebookやTwitterの更新もできます。それら以外にも、1.63インチディスプレイ専用にデザインされたアプリがあります。190万画素カメラが搭載され、写真も動画も撮れます。
またGalaxy Gearには、FitbitやFuelBandと同じような機能もあります。歩数計もあれば、カロリー消費量計、移動距離計といったものも付いてます。
サムスンらしい点は、他のGalaxyシリーズにもある機能を積極的に取り入れているところです。たとえば、S Voiceでテキストを編集したり、カレンダーの予定を入れたり、アラームをセットしたり、天気予報を見たりといったことがハンズフリーでできます。ユーザーが約5フィート(約1.5m)以上離れていると自動的にスクリーンがロックされるAuto Lock機能もあります。またサムスンは翻訳機能を強く推していて、外国語を読み取って翻訳する機能もあります。
さらに「クールだけど実際使ってみなきゃわかんないなー」って機能もいろいろあります。たとえば、手首を耳に当てると自動で着信に応答できる機能とか、Galaxy Gearで電話やメールの通知を見てすぐに他のGalaxyデバイスを取り上げると、Galaxyデバイス側で自動的にその通知の中身(たとえばメール本文)が開く機能なんてのもあります。
操作は全体的に、タップじゃなくスワイプで行うようです。腕時計型だとうっかりタップしちゃうことはたくさんあると思われるので、これは良さげですね。
ただGalaxy Gearについて一番気になるのは、使ったときのパフォーマンスでしょう。タッチスクリーンの正確さ、動作の滑らかさ、速さといったところです。これはのちほどハンズオンでお伝えできると思います。
バッテリーライフは丸1日持つとのことですが、一般にメーカー自称のバッテリーライフは話半分と思っていた方がいいので、実際のところはフルのレビューでお知らせします。ただ丸1日だとしても、「自称丸4日」のソニーのSmartWatch 2よりはかなり短いです。
ステンレス製ですが重量は軽く、色展開は6色あります。
Galaxy Gearの発売は日本と米国で10月、それ以外の地域では9月25日となります。
Leslie Horn(原文/miho)