問題はどこから参入するのかだ...
このご時世、パソコンだけ作っていてもダメなのは百も承知でして、とうとうHP(ヒューレット・パッカード)も重い腰を上げてスマートフォン市場への新たな本格進出プランを明言してきましたよ。メグ・ホイットマンCEOが語ったところでは、すでに社内では具体的な開発がスタートしている模様ですね!
しかしながら、同CEOは、肝心の新スマートフォンのプラットフォームOSや発売時期ならびに価格などの情報は、まだ一切明らかにしておりません。冷静に分析しても、もはやAndroidのスマートフォンは百花繚乱で、よほどの斬新なモデルでも出さない限りは、後発組の勝利は厳しそうですよね。あるいは過去にHPはWindows Mobileのスマートフォンとして、懐かしき「iPAQ Pocket PC」シリーズなどを出していたよしみから、Windows Phone 8で名乗りを上げるなんてことも?
いえいえ、やっぱり最も待望のモデルは、あのPalmの遺産を引き継ぐwebOSの復活ではないでしょうか。すでにオープンソースOSとなってはいますけど、ここからHPが大幅に手を入れて、「Palm Pre」を超える魅惑の新スマートフォンとして再デビューなんて展開は難しいのでしょうかね。えっ、意外にもRIMと手を組んでBlackBerry陣営に加入というシナリオだってあり得る? これはなんだか楽しみにもなってきませんかね。
[Engadget]
Eric Limer(米版/湯木進悟)