あれれ? これどうなってるの?
見た目も触り心地も普通のトレーディングカードと同じ感じなのに、iPadのタッチスクリーン部分にピタっとくっつけると、カードの情報を認識するんですよ。こんな風にね。
この不思議の秘密は、「Touchcode」という印刷技術にあるんです。これは、既存のプリンタハードウェアと互換性がある特殊な容量性のインクを使っているんです。このインクを特異的パターンでカードの片端にプリントすると、指で複数のタッチポイントを同時に押されているのと同じように、タッチスクリーンに認識されるんです。これは、ウェブサイトのURLのようなデータを送るのに使ったりもできるので、アレンジ次第で使い道イロイロ!
Nukotoysは現在のところ、2~3つのiPad用のトレーディング・ゲームでTouchcodeを使用していますが、このテクニックはとっても巧妙だから、もっと面白い使い方ができるポテンシャルはかなり高いんじゃないかなぁと思うので、期待しちゃいますよね。
遊びの場だけじゃなくて、ビジネスとかでも使えそう。例えば、名刺にTouchcodeでプリントすれば、交換した名刺をiPhoneやiPadにピタっとするだけで、e-mail、電話番号、顔写真
などなどの情報を登録できちゃったり、レシートをピタっとくっつけるだけで自動的に支払いが済んじゃったりするなんてこともできるかもしれません。
あなたなら、どんな風に使いたい?
[Nukotoys]
Andrew Liszewski(原文/junjun )