京都市内で誰でも無料でネットにつながれるようになるとか胸が熱くなります。
市バスのバス停(通電タイプのみ)や地下鉄駅、観光案内所、セブン-イレブン、市役所や区役所等の公共施設等に設置され、公共施設では各施設の開所時間内で利用可能、それ以外の場所では3時間まで無料で利用できます。
設置にはKDDI株式会社と株式会社インフィニティが協力。下記のような手順で利用できます。
・ステップ1 指定のアドレスに空メールを送信する。・ステップ2 「ゲストコード」(利用パスワード)が返信される。・ステップ3 使用する携帯端末等のネットワーク画面等において,アクセスポイント名の電波を選択する。8月中旬以降順次設置される見通しで、来年3月末までに約500箇所、最終的には630箇所まで増え、さらに拡大も検討しているそうです。さらに災害時には利用手続が不要で時間制限もなくなるとのこと。・ステップ4 ブラウザ(ホームページ閲覧ソフト)を開き,ゲストコード(利用パスワード)を入力する。
・一定時間無料で利用可能
観光庁の調査によると「外国人旅行者が旅行中に困ったこと」の第1位が「無料公衆無線LAN環境が整っていないこと」だったそう。最近では福岡市の例もありますが、ここまでの規模の公衆無線LANサービスを自治体がはじめるというのは日本では前例なし。旅行者の多い京都市が先陣をきって新しいことに踏み出した印象があります。
利用が可能な場所には、以下のようなステッカーが貼られる予定です。
なお、かなりどうでもいいことなのですが、京都市のページでは上の画像のファイル名が「sutekka.JPG」となっており、とても和んだことをご報告いたします。
[門川市長記者会見(2012年7月4日)/京都市 総合企画局 広報担当]
(松葉信彦)