なんとか大惨事には至らなかったそうですが...
福島第一原子力発電所の状況をめぐっては、いまだに予断を許さない事態が続いてますけど、上の写真は米国ネブラスカ州にあるフォートカルフーン原子力発電所の状況です。えっ、これってすっかり浸水してヤバヤバな非常事態なんじゃ?
いえいえ、実は周辺一体はミズーリ川の氾濫で洪水に襲われて浸水してしまってますけど、この原子力発電所の重要設備自体は防水壁で何とか保護されて、いまだに深刻な被害は報告されてないんですって。どうやら元々、原子炉は4月から運転を停止している状況だった上、非常時に備えて十分にバックアップ電源も確保されている模様ですよ。たとえ完全に電源供給がストップした最悪の事態でも、数週間は持ちこたえられるだけの備えもできているんだとか。
まぁ、このまま何事もないのに越したことはありませんけど、ただ現地では当局からの一方的な発表しか出されていないのは本当に大丈夫なのかって声も強く上がってきてるみたい。なんだかどこかの状況と似てる気がしないでもないような~
[AP via Boing Boing]
Sam Biddle(米版/湯木進悟)