レア度下がった?
東大などからなる研究チームの報告によれば、レアアースが太平洋の広い範囲に採取や精錬のしやすい形で存在しているとのこと。主にハワイ付近やタヒチ付近を中心にした水深3千500m~6千mの海底に積もった厚さ2m~70mの泥に含まれていて、さらに日本の排他的経済水域にも存在する可能性があるそうです。海底で開発が有望なレアアースが確認されたのは今回が初めてみたいですね。推定埋蔵量は陸地の埋蔵量の800倍に相当する900億t。2キロ四方だけで日本の年間需要約3万トンを満たせますよ。海底の泥を吸い上げるだけで採取が可能で、しかも陸地の鉱床のような放射性元素をほとんど含んでいないため利用しやすいんだそうです。
日本のレアアース問題解決に繋がるとイイっすね!
太平洋に大量のレアアース 海底の泥に存在、採取容易 [asahi.com(朝日新聞社)]
Rare earth element[Ask.com Encyclopedia]
(鉄太郎)