CP+でも長蛇の列ができていました、富士フィルム渾身のデジカメ「FinPix X100」。実機の数は少ないですが実際に触ることができましたよ。
見た目と触った感じはライカのM8を一回り小さくした感じです。また実際に撮影してみると、光学ファインダーと電子ビューファインダーを簡単に切り替えられるハイブリットファインダーの使い勝手の良さが光ります。
構えたときに人差し指にかかるバー1つで切り替えが可能で、光学ファインダーだと撮影可能範囲以外も見ることができますし、電子ファインダーに切り替えると当たり前ですが100%の視野率に切り替えることが可能。撮る被写体に応じてファインダー表示を片手で変えられるのが魅力ですよ。
ファインダーの表示もボタン一発で切り替えることが可能で、水平計表示や分割表示、露出計の表示方法も好みのものに変えられます。極めつけはシャッター音も数種類から選べるのだとか。
AFもなかなか早く、49ものAFポイントがあるので三脚を立ててフレーミングをしてからAFポイントを選択するといったことも可能。見た目はレトロですが、中身は最新技術が惜しげもなく詰め込まれているんですねー。
CP+では実機をさわれますので、是非とも触ってみてください。カメラ好きなら絶対欲しくなりますよ。2月26日から発売で市場予想価格13万円となっています。
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