何かを探すのに外に出て行かなくていいってことですね。
Google Earthを使った調査でサハラ砂漠でクレーターが見つかりました。しかもこのKamilと呼ばれるクレーター、どうやら世界中でも最も良好な状態で残っているクレーターかもしれないそうです。クレーターKamilはまず最初、今年の2月にイタリアの研究者がGoogle Earthのサテライト画像から発見しました。Kamilの大きさは1番広いところで横147フィート(約44.8メートル)、1番深いところで深さ52フィート(約15.8メートル)この大きさから科学者達が推測するには、ここに落ちた隕石の大きさは小さなもの、4.2フィート(約1.2メートル)程度のものだろうということです。でも衝突のスピードは時速8000マイル(約1万3000キロ)
このクレーターが何よりも科学者達の目を惹いたのは、その良好な状態。たいていの場合、時間がたって埋もれていたり形が崩れていたりするのですが、 Kamilはとってもきれいな形のまま残っていました。クレーターまわりにはスプラッターと呼ばれる模様があり、これは大気の少ない惑星や月でよく見られるもので、地球ではめったに見ることのできないものだそうです。
科学者達によりますと、このクレーターKamilは数千年前にできたとみられています。数千年前のものが最新技術Google Earthでほぼ完璧な形でみつかるなんて!
Casey Chan(原文/そうこ)