ついについに、iOS 4が来ました!すでにダウンロードされた方にも、これからの方にも、iOS 4を最大限使い倒すためのガイドをお送りします。
まず、アップグレードできましたか?こちらにやり方があります。
iOS 4の何が新しいのか?どうすればその機能が試せるか?
続きで、これまでにわかっている全てをお見せします!
・マルチタスキングと高速アプリスイッチングiOS 4の最大ポイントですね。これで試してみてください。
1.電話アプリを開く
2.ホームボタンを1回押し、Safariを開いてどこかのサイトに行く
3.ホームボタンをダブルタップすると小さなメニュートレイが開く
4.開いているアプリを選択し、アプリを切り替える
左右にスワイプして、開いたアプリの「ページ」をスクロールすることも可能です。アプリがマルチタスキング対応していれば、アプリ側で、最後にどこを使っていたかを覚えていてくれます。ゲームはポーズしたところから、Webページは最後に表示したページから、再開できます。音楽は、別のアプリを開いているときでも同時に聞けます。これがマルチタスキングですね。
そう、これからはPandoraをバックグウランドで聞きながら別のアプリを使えますが、これには新バージョンのPandoraが必要です。でも今、おかしなことに、YouTubeのバックグラウンディングがうまく動かないんです。たしか、ちゃんと対応して動いてるって聞いたんですが...。YouTubeアプリがアップデートが必要なのか、何か別の不具合か、今は不明です。
ざっくり言うと、これまでできなかったたくさんのことができるようになりました。たとえばSkypeで話しながら電話を同時にすることもできますし、GPSのターン・バイ・ターン方式のナビゲーションアプリを使いながらテキストメッセージを送ることもできます。Webページを開いてからバックグラウンドにして、音楽を変えたりもできます。
・開いているアプリを閉じるスティーブ・ジョブズは、手動でアプリを閉じることをお勧めしていませんでした。iOS 4が自動的にやってくれるからです。でも、Pandoraとかインスタントメッセンジャーとか、どんなアプリでも、バックグランドで動いていてアラートが来てうっとうしいとかいうものを止めるのであれば、この手順でアプリは閉じられます。
・アプリフォルダー1.ホームボタンをダブルタップ(どのアプリを使っていても)
2.アプリアイコンを長押し。各アプリの左上に「マイナス」アイコンがポップアップ表示される。
3.閉じたいアプリのマイナスアイコンをクリック。複数閉じる場合は、マイナスアイコンを続けてクリックしていけばOK。
4.このモードから出るには、ホームボタンを押す
行けども行けども無限に続くアプリの羅列画面は、ついに終わりを迎えました、というか、ざっくりながら収拾が付くようになりました。iOS 4.0のアプリフォルダーは、完ぺきとはいえないんですが、とにかくアプリは整理しやすくなりましたし、使い方も簡単です。
使い方は、まず任意のアプリを長押しすると、アプリの整理アイコンが現われ、アプリアイコンをドラッグして重ねるとフォルダーができます。以上です!フォルダー名は、iOS 4が、フォルダーに入れたアプリの種類から推測して適当なものをサジェストしてくれますし、タップすれば自分で命名できます。
ただしフォルダーにはちょっと微妙な仕様があります、というのは、1フォルダーには12アプリ入れられるのですが、アプリフォルダーのアイコン上に表示できるのは9アプリなのです。また、フォルダーではアプリを4アプリ1列で表示するのですが、そうなると9が割り切れず、収まりの悪い表示になります。途中で誰か割り算を間違えたのか...?とはいえ、とりあえずこの便利さには満足なので、今後のアップグレードに期待します。
また、びっくりするようなことでもないですが、フォルダーをドックに入れられるのも便利で、うれしいところです。
・メール機能拡張(スレッド対応)メールアプリの機能拡張もうれしいポイントです。変更されたポイントは、僕らが聞いてきたiPhoneユーザーの不満に答えるかのように思えます。スレッド対応は、驚くほどしっかりしてます。スレッドを使うと、メールは、Gmailがそうであるように、返信のつながりでグルーピングされます。また、受信箱にあるほとんどのメールのわきに小さな数字が表示され、スレッドの長さがわかるようになります。スレッドの中の直近のメールをタップすれば、スレッド内全メールが表示されます。そうそう、Gmailといえば、スワイプしたときに表示されていた「削除」ボタンが「アーカイブ」ボタンに変わったのはうれしいんじゃないでしょうか。その方がちょっとわかりやすいですから。
また、メール内に「スマート」なリンクができたのがうれしいです。つまり、メールの中の日付をタップすればカレンダーにイベント登録ができ、住所があれば地図を開くことができ、アメリカだと追跡番号を押せばUPSのWebサイトに飛ぶこともできるんです。
ちょっと可愛いのは、連絡先に写真を登録している人からメールが来た場合は、メール画面の端にその画像が表示されるところですね。
・メモのシンクメモを無線で同期できるオプションができました。
・iPodのマルチタスキングコントロールiPodのコントロール画面は、ホームボタンをダブルタップしてもポップアップせず、マルチタスキング・ドロワーに入りました。ドロワーを左にスワイプすると、ミニマルなiPodコントロールが縦横ロックボタンの隣に表示されます。再生・ポーズ、フォワード、バック。曲を選んだりするには十分です。以前のポップアップする画面が、ちょっと懐かしくはありますが。・iBooks
iPadとともにやってきた電子書籍リーダー、iBooksがついにiPhoneに来ました!がっ、ビルトインではないんです。ってことはつまり、App Storeに行って、手動でiBooksアプリをダウンロードしないといけないんです。でも、無料ですから。
いずれにしても、ePubとPDFの電子書籍をiTunesのiBooksセクションを使って同期できます。ePub以外のフォーマットの場合は、calibreを使ってフォーマット変換すればOKです。
・ゲームセンターXbox Liveみたいなソーシャルネットワーキングゲームのプラットフォームであり、他のコミュニティ系ゲームインフラに取って代わるかと言われているものですが、まだ公開されていません!iOS 4公開後どこかの時点で、デベロッパーがシステムに組み込み、アップル側の構築も終われば、開始するでしょう。その暁には、きっとゲームを通じて友達とコミュニケーションしたり、ゲームをに招待したりするにはぴったりの、使いやすく統合されたシステムになると期待できます。楽しみですね!・ホームスクリーンの壁紙カスタマイズiPhone 3GS、または最新のiPod Touchをお持ちなら、ホームスクリーンに壁紙を設定できます。iPadみたいに。やり方はこうです。
・カメラのデジタルズーム1.設定画面を開く
2.壁紙をタップ
3.ホームスクリーンとロックスクリーンの壁紙アイコンをタップ
4.アップルがデフォルトで用意している壁紙リストからか、自分のフォトアルバムから画像を選択
5.ホームスクリーンにするか、ロックスクリーンにするか、両方かを選択
6.ホームボタンを押して、スクリーンを確認
これはデジタルズームなので、iPhone 3G/3GSのカメラだと、5倍ズームにしたりするとさらに画質が落ちるのでご注意を。
でも、使い方は単にカメラアプリを開いて、スクリーンのどこかをタップするとスライダーが現れ、それを右に動かすとズームし、左に動かすと戻る、それだけです。ただし、ビデオではズームが使えず、タップすればフォーカスはできますが、ズームではありません。
・BluetoothキーボードBluetoothキーボードであれば、Appleブランドでなくても、ほとんどどれでもペアリング可能です。接続も、他のBluetooth機器と同様簡単です。キーボードとBluetoothをオンにし、iPhoneからキーボードを検索させ、何回かタップすれば完了です。ただ、Bluetoothキーボード接続中は、オンスクリーンキーボードがポップアップしなくなるので、慣れるのに少しかかるかもしれません。・3Gデータ通信のオフ海外に行って、Wi-Fiしか使わないような状況であれば、3G通信をオフにできます。設定>一般>ネットワークで変えられます。・テザリング
USBやBluetoothでコンピューターにテザリングできます。やり方はというと、まず3Gのアカウント側でテザリングをオンにします(アメリカだとAT&Tのサイトで可能で、追加料金が必要になります)。日本の場合はソフトバンクの対応が(今のところ)されていません。
ちなみに、日本ではテザリングの設定自体見えないのが通常のようですが、日本のギズモードのライターが、一瞬幻のようにテザリング機能を見たそうです。ただ、
テザリングの項目をオンにしたら、その後項目自体が消えました
とのことでした...。
・iAdiAdの広告が早く見たいですって?iAdのサービスは7月1日開始です。ユーザー側でできることは、広告のターゲティングしたものからオプトアウトすることです。oo.apple.comから可能なんですが、これも7月1日に開始です。
・iPhone上でプレイリスト作成こちらも可能になりました!プレイリストの画面で「プレイリストを追加」を押して、画面上の指示に従っていくだけでできます。
・インターネットとWikipediaのクイック検索ホームスクリーンから左にスワイプすると、検索窓が出てきます。検索すると、iPhone内だけでなく、WebとWikipediaの検索結果が表示されます。・スピード
これは、何かで「試してみる」というものではないですが、iPhone OS 3.1.3と比較すると、iOS 4(iPhone 3GS上の)は断然速いです。全てにおいて。ベータ版のどんくささも、完全になくなりました。
・連絡先画面新規の連絡先追加は一画面にまとまり、入力項目ごとに別のページにジャンプしなくてよくなりました。
・iPhotoの写真をイベント、顔、場所でシンクiPhotoを使っているなら、イベントや顔や場所での写真のシンクがiTunes内から可能になります。・スペルチェックスペルチェッカーがビルトインされて、便利になりました!わざとミススペルする、ダジャレ好きにはちょっと迷惑かもしれませんが。・Yahoo、Bingでの検索
設定やSafariや検索エンジンの項目で、デフォルトの検索エンジンをGoogleではなくYahoo、Bingにすることができます。
・メールに写真添付、フルサイズでも、縮小サイズでもフルサイズの写真を送るために、iPhoneとコンピューターをシンクさせる必要がなくなりました。また、写真を大中小とリサイズ可能です。・SMS、MMSの拡張
メールアプリ同様、メッセージングアプリも機能がいろいろ追加されてます。マイナーチェンジですが、MMSをオフにできるとか、メッセージのグルーピングとか、文字数カウントとかです。一番便利なのはSMSの検索でしょう。iOSの他の検索と同様に、リアルタイムに検索できます。
・位置情報サービスの設定が簡単に位置情報をバックグラウンドで使えるようになったので、複数アプリが同時に、ユーザーの位置情報を使えることになります。位置情報メニューでは、過去24時間でどのアプリが位置情報を使ったかを確認でき、必要であれば、特定のアプリから位置情報を使えないようにすることもできます。・法人系のサポート
iOS 4では、法人系のニーズを満たすことがいろいろ追加されました。Arsからの情報です。
・ロックコードの改良・メールや添付ファイルをiPhoneのPINコードで暗号化できます。このためのAPIがデベロッパー向けに公開されているので、サードパーティアプリでもこの機能は使えます。
・アップルでは、大量のiPhoneを会社内で使わせている管理者向けに、モバイル機器管理ソリューションを提供し始めました。
・ワイヤレスでのアプリ配布:社内向けにiPhoneアプリを配布する際、物理的につなぐ必要はなくなりました。アプリ配布は、自社サーバーから世界中どこへでも可能になりました。
・ひとつの端末が、複数のExchangeアカウントを持つことができます。
・Exchange Server 2010をサポート。
・SSL VPNをサポート。
これまでのシンプルな4ケタ数字パスワードから、長い英数字パスワードも可能になりました。
・ユーザー辞書ユーザー辞書への単語登録ができるようになりました!設定>一般>キーボード>ユーザー辞書を編集、で可能です。・見栄えのマイナーチェンジ見栄え関係では、マイナーチェンジがたくさんありました。いくつかの設定(たとえばSpotlightのカスタマイズ)は見つけやすくなり、一部のアプリのアイコンはちょっと可愛くなりました。実際特に役立たない変更、たとえばPhoto Rollをヨコ向きで見られるとか、YouTubeをタテ向きで見られるとかもありますが。
・iPhone 3Gではちゃんと動く?iPhone 3GではiOS 4のマルチタスクは動きません。壁紙や、Bluetoothキーボードも同様です。動きが遅くなることはありませんが、特に速くなることもありません。でも、使える機能、たとえば複数アカウント統合できるメールボックスだけでも十分アップグレードする価値はあるでしょう。全体的に見て、iPhone OS 3.1より悪化することはありませんので。
別途、iPhone 3Gでできることをまとめ中ですので、3Gユーザーの方はご覧ください!
・iOS 4でできてないこと(で、iOS 5でやってほしいこと)・SMS着信音のカスタマイズ
・Facebookの統合、またはクラウドにある連絡先とのシンク
・iTunes.comから直接、クラウド経由のストリーミング
・マルチタスキングの改善。一度にアイコン4つしか見えなくて、結局スワイプして探していくことになるのは、何だかなという感じです。
・ポップアップ問題の解決。インスタントメッセージを受信するたびに、アプリからロックアウトされるのはうっとうしいです。
・マルチタスキングトレイ内にウィジェットがほしいです。
・ロックスクリーンでの受信メール数、インスタントメッセージ数、SMS数、その他ユーザー設定による情報表示。
・ホーム画面でのウィジェット表示
・無料のターン・バイ・ターン方式のナビアプリ(Androidにはあって、なぜiPhoneにないのか...?)
・アップルのデフォルトアプリの削除機能
・ホームスクリーンのヨコ版
・Spotlightの完全停止できる機能。プライバシーが気になるのと、うっかりスワイプして立ち上がるのがいやなので。
・iChat mobile。iPhone 4のFaceTimeと併せて、デスクトップとのビデオチャットをどうにか可能に。
・メールアプリに、「全て既読に」「全て選択」ボタンがあったらいいな。
・メールアカウントごとに署名を付けられると便利。
以上、iOS 4で新しくなったことのまとめでした!
Jason Chen and Rosa Golijan(原文/miho)
(※ご指摘ありがとうございました。記事修正しました!)