これは、「世界最速」を謳うAndroid 2.2(Froyo)のブラウザも、Flash 10.1入れると他のブラウザより遅い、という実証を試みた動画です。
このブラウザのスピードテストをやってくれたのは、PocketNowのスタッフ。用意したのは左からiPhone 3GS、Android 2.2搭載Nexus One、Opera Mobile 10のHTC HD2ですね。ブラウザ開いて、いろんなサイト呼び出してロード終了の時間差を見てます。指で押した順序を途中で忘れちゃうのがアレですけど、どんなもんでしょう?
Nexus Oneのロードにかかる時間はiPhoneのよりだいぶ遅く、HD2に近い印象(HD2よりまだ遅いのがほとんど)で、特にバナー広告とかFlashのエレメントがあるページでは上下スクロールがつっかえる感じですよね。 「Flashを見たい!使いたい!」という明確な用事がある場合は別として、おおむねブラウジングのエクスペリエンスは落ちてしまうと思った方が良さそうです。
もちろんここで使ってるFlash専用プラグインはまだベータ版だし、これからパフォーマンスが改善されるかもしれませんけど、この最初のラフなテストだけ見た感じではアップルがモバイルでFlashを外す理由に一本アリ、かも。
結局決め手は、携帯遅くなってまでFlash入れる価値があるの? という兼ね合いですよね。価値ないと思う人は最初からFlashサポートしてないiPhone買うだろうし、あった方が安心という人はFlashサポートしてるAndroidや他の端末買うだろうし。
Android 2.2はFlashオフにできるので、以下にFlashをオフにして比べたスピードテスト第2弾も貼っておきますね。こっちはFroyo最速ですよ。
なんか押す順番でどれが好きか分かっちゃいますよね。
UPDATE: 「Flash ON/OFFの他にオンデマンドモードがあり、これをONにしとけばタッチした時だけ読み込まれるのでOFFの時と同じ」とのことです(設定画面)。ご指摘ありがとうございます。
[PocketNow via Electronista]
Adam Frucci(原文/satomi)