揚物Loveなダイエッター必見!?「T-fal Actifry」のレビュー

    • X
    • Facebook
    • LINE
    • はてな
    • クリップボードにコピー
    • ×
    揚物Loveなダイエッター必見!?「T-fal Actifry」のレビュー

    ダイエット中ですか?

    それなら、ちょっと心ひかれるのがT-falのActifryだと思うんです。だって、Actifryは、ティースプーン1杯の油でフライができちゃう魔法のポットなんですから。これなら、ダイエット中でも唐揚げ、ポテトフライ、オニオンリングなどなどダイエッターの敵をガツンと食べることができちゃうんです~。

    ということで、この魔法のフライ機Actifryを使って試してみました。

    値段:

    300ドル(27000円)

    仕組み:

    僕は、友達にActifryはアイスクリームメーカーとコンベクションオーブン を融合したようなものだと説明しました。基本的に、シリコンのかくはん棒で絶え間なく回転する機能のついたテフロン加工のフライパン。

    全ての食べ物を鍋の中に入れて、少量の油をササっと霧のようにふりかけ蓋を閉じてボタンを押すだけ。しかも、ボタンはON/OFFボタンとタイマーの2種類だけだから操作も超簡単なんです。

    調理を始めると、温かい空気が音を立てながら吹き始めます。ちょっとヘアードライヤーを弱にしてるときみたいなかんじの音で。アイディアとしては、空気が油を鍋の中にある食材にまんべんなく纏わせ、全体的に均等に火が通るようにしているようです。

    料理コンテスト:

    僕は、コンベクションオーブンを使うよりもActifryを使った方がいいかな? と思う3つのレシピに挑戦してみました。

    1つ目は、チキンウイング(バッファロースタイル)です。なぜかというと? 通常コンベクションオーブンだとフライドチキンのようにカリっとクリスピーにならないから。

    2つ目はサツマイモのフライにしました。オニオンリングみたいな衣のついたものだとベタベタっと

    くっついちゃいそうだし、サツマイモフライもオーブンだと上手に仕上がらない事が多いから。

    3つ目はストレートにポテトフライにしました。だって、なんといってもこのActifryの一番のセールスポイントになってる料理ですから!

    チキンウイング
    20100115chicken1.jpg

    何個だったか忘れちゃったけど、手羽先を数本マシーンに入れました。そして、一つまみのパプリカとテーブルスプーン1杯分の油を入れてマシーンをONに。だいたい30分後、チキンが出来上がった香りを感じたので、中をのぞいてみると...チキンウイングは、美しい黄金色になっていました。

    ということで、ひと口食べてみると、ん~オーブンで焼いた時のようにムニュっとしていてカリッと感がありません。なのに、内側はパサついてて焼き過ぎなかんじでした。味よりも食感を重視するとなると、チキンウイング部門では、オーブン VS Actifryの勝負は、は引き分けでした。

    20100115chicken2.jpg

    サツマイモフライ

    伝統的に、出来の良いサツマイモフライを作るのは、とっても難しいと思われています。レストランでもイマイチな時も・・・。ちなみに、僕はオーブンで完璧なサツマイモフライを作れるんですけどね。ふふ。

    20100115lambpot1.jpg

    調理してみました・・・この写真だと分かりずらいですけど、出来上がったサツマイモフライは、フライの形をしたマッシュ・スイートポテトってかんじ。味は美味しいですけど、クニャっとしててイマイチ・・・。ということで、サツマイモフライ部門のオーブン VS Actifryの勝負はオーブンの勝ち!ちなみに、ラムチョップは美味しかったですよ。

    フライドポテト

    20100115potnew1.jpg

    1敗1引き分け・・・。Actifryは結構大きくて場所を取るから、恋心もちょっと冷めてきましたけど、もし、外はカリっと、中はシルクのようにしっとりとした、完璧なフライドポテトが出来たら、今までの事は水に流そうと思います。

    僕は、アイダホポテトを出来る限り均等な大きさに切って、余分なデンプンを水で洗い流し、Actifryで揚げはじめました。

    20100115_potnew2.jpg

    約30分後、もう出来上がっただろうってことで、1本食べてみました。なんと、驚くことにカリカリ感と内側のマッシュしたかんじが抜群なバランスで、完璧なポテトフライができていたんです。黄金色の見た目は、見た目倒しじゃありませんでした。

    そして、妻と一緒にムシャムシャとフライドポテトを食べ続けながら、2つの事に気付きました。1つは、このフライドポテトが、オーブンで作ったのよりも圧倒的に美味しいのか?2つ目は、オーブンを使うよりも圧倒的に簡単か?という問いでした。どちらも、はっきりとした答えはでません・・・。

    なぁんて言いつつ、この後も再びジャガイモの皮をむいて、フライドポテトを作っちゃいましたけど。

    ということで、ポテトフライ部門でのオーブン VS Actifryの勝負は、Actifryの勝ちでした。

    結論

    20100115potatonew3.jpg

    Actifryは、決して悪いアイディアでも悪い製品でもありません。ただ、99%ぐらいの人にとって必要不可欠なものじゃありません。ただ、食感には、あんまりこだわらない!というダイエッターなら、3%の油で揚げ物が楽しめるのでActifry、良い仕事してくれる~って思うかもですけどね。

    [T-fal]

    -Mark Wilson(原文/junjun )