Bohemia Interactiveは、軍事サンドボックス『Arma 3』のベータバージョンにおいてマルチスレッド対応を強化するアップデートを実施しました。
待望のマルチスレッド対応強化がベータバージョンで実施
2013年の正式リリース以来軍事サンドボックスとして根強い人気を誇っている本作。昨年のSteamサマーセールでは約70万本を売り上げたことが発表されており、ミリタリーシム愛好家にとっては今なお唯一無二の作品となっています。
約11年の歴史を持つ本作ですがマルチスレッドに最適化されておらず、扱う内容もあわせフレームレートが高くならない「重すぎるゲーム」として知られていました。とくに、大規模な戦闘ではフレームレートが30fpsにすら満たないことも。今回のベータバージョンに向けたアップデートには、次回作『Arma 4』に向けた作品『Arma Reforger』や人気のゾンビサバイバル『DayZ』などで使われている同社の次世代エンジンEnfusionの技術を流用したマルチスレッドへの対応強化や、いままでマルチスレッド化されていなかった部分の対応なども含まれており、完全なマルチスレッドへの移行ではないものの以前より遥かにスムーズになったことがRedditやSteamなどのフォーラムで報告されています。
40 000 view distance, kept well over 60fps in battle. A little Arma deal after boxing day... Arma is the way
byu/DirkVerite inarma
『Arma 3』はPC(Steam)向けに3,600円でリリース中です。なお、次回作『Arma 4』は2027年のリリースになる見込みがアナウンスされています。