【特集】2025年期待の新作ホラーゲームを一挙紹介!『リトルナイトメア』最新作や「ゲゲゲの鬼太郎」協力サバイバルなど豊富なラインナップ | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【特集】2025年期待の新作ホラーゲームを一挙紹介!『リトルナイトメア』最新作や「ゲゲゲの鬼太郎」協力サバイバルなど豊富なラインナップ

巳年もホラージャンルが熱い!

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【特集】2025年期待の新作ホラーゲームを一挙紹介!『リトルナイトメア』最新作や「ゲゲゲの鬼太郎」協力サバイバルなど豊富なラインナップ
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皆様、新年あけましておめでとうございます!本年もGame*Sparkおよび筆者をよろしくお願い致します。どうか生温かい目で見てもらえると幸いです。

さて、2024年のホラーゲーム界隈を振り返ってみると、全世界待望のリメイク版『SILENT HILL 2』が発売されたり、彗星のごとく現れた美少女ホラー『Miside:ミサイド』が大きな話題となったり、極限の宇宙船遭難ホラー『Mouthwashing』などストーリー性のある短編モノがコミュニティで人気を博したり、「ホラーゲーム」が大いに盛り上がった1年でした。ちなみに、SteamDBによると「ホラー」タグが付いたゲームは2,640本もリリースされ過去一番の量だったみたいです。

ということで、今回は厳選した「2025年に期待する新作ホラーゲーム」を一挙公開!ホラーファンのみならずハードコアゲーマーは要チェック!


◆『Dream Cage』


本作は、一人称視点のサイコロジカルホラーゲーム。マイク音にも反応するリアル霊界通信ホラー『Supernatural』のHitori De Productionsが開発を担当。

プレイヤーは、初期のアルツハイマー病及び睡眠障害と闘病中のロバートに扮し、彼が毎晩直面する「金縛りの恐怖」を乗り越え、彼の心に取り憑いた謎と原因を解き明かしていきます。

主な特徴は「金縛り」を実際に体験した5人の実話を基にしていること。彼らが何を感じ何を見たのか、忠実に再現された恐怖体験が味わえるようです。

また、マイク音をすべて拾いゲーム世界に反映されるユニークなシステムも実装。リッチなグラフィックと相まって非常にリアルなゲームプレイが期待できそうなタイトルです。

  • 開発元/発売元:Hitori De Productions

  • 発売予定日:2025年第1四半期

  • 対応機種:PC(Steam)

  • ジャンル:サイコロジカルホラー

  • 言語:日本語あり


◆『Heartworm』


本作は、ノスタルジックなサバイバルホラーゲーム。主人公のサムは、身近な人間の喪失をきっかけに「死者」とコンタクトを取る方法を研究しており、ネット掲示板から山奥の家に関する情報を入手します。その家は、死後の世界と繋がっていて帰還者は誰もいないともっぱらの噂。果たして彼女は真相を暴き、無事生還できるのか……。

最大の特徴は、『バイオハザード』『サイレントヒル』といった90年代後半のサバイバルホラーからの影響。固定カメラ視点をはじめ、不安定なタンク操作やローポリ画質などクラシックな作品への回帰がテーマとなっています。

それだけではなく、本作は現代風のアレンジやオリジナル要素も加えられています。特に戦闘システムでは、銃を撃つ代わりに「カメラ」を武器に敵に立ち向かい、構えると固定視点から肩越しTPS視点へと切り替わります。他にも、マルチエンディング形式、数多くの謎解きパズル、複数の敵タイプとユニークなボス戦など、往年のサバイバルホラーファンにはたまらないタイトルとなりそうです。

  • 開発元/発売元:Vincent Adinolfi/DreadXP

  • 発売予定日:2025年

  • 対応機種:PC(Steam)

  • ジャンル:サバイバルホラー

  • 言語:現時点で英語のみ


◆『ノロイカゴ ゲゲゲの夜』


本作は、「ゲゲゲの鬼太郎」が原作の脱出サバイバルホラーゲーム。ソロプレイおよび最大4人での協力プレイが可能です。プレイヤーたちは、閉ざされた結界の中を探索し、身を蝕む呪いに耐えながら、妖怪から逃げて脱出を目指します。

特徴は、和風ホラーの雰囲気を取り入れた独自のアートスタイル。光と影の強いコントラストが暗い闇の中から忍び寄る妖怪たちが、より一層恐怖を掻き立てます。

また、プレイヤーは敵だけでなく徐々に身を蝕んでいく「呪い」に侵されると、恐ろしい半妖の姿へと変貌して脱出を妨害されるので仲間同士の密接な連携が必要になります。

プレイするたびにギミックやアイテムの配置が変化するローグライト要素も実装され、飽きの来ない設計になっています。「ゲゲゲの鬼太郎」の世界観と脱出サバイバルホラーが融合した期待の一作です。

  • 開発元/発売元:Toidium/東映アニメーション

  • 発売予定日:2025年1月23日

  • 対応機種:PC(Steam)

  • ジャンル:協力型脱出ホラー

  • 言語:日本語あり


◆『Cronos: The New Dawn』


本作は、三人称視点のSci-Fiホラーアドベンチャー。『Layers of Fear』や『The Medium』など多くのホラー作品を手掛け、直近では『SILENT HILL 2』のリメイクでも話題となったBloober Teamが開発する完全新規IPです。

過去の大変動「チェンジ」が起き、崩壊していく人類の世界。プレイヤーは、共同体のエージェントとなり80年代のポーランドと“未来”の枯渇した荒れ地を行き来しながら、過酷な環境を捜索し、危険で忌まわしい者たちとの生き残りをかけた戦いに身を投じていきます。

特徴的なのは、エージェントが使用する「魂のハーベスト」と呼ばれる謎の装置。肘から手に渡って機械仕掛けで格納されているカギ爪のような形で、度重なる大災害により命を落とした“重要人物のエッセンス”を抽出し、未来へ持ち帰ることが可能な重要アイテムです。

そして、荒廃した近未来を描くSci-Fiなアートスタイルも非常に魅力的。『System Shock』『Dead Space』など同系統の作品とはまた違ったテイストを感じる、次世代のサバイバルホラー大作を予感させる注目のタイトルです。

  • 開発元/発売元:Bloober Team

  • 発売予定日:2025年

  • 対応機種:PC(Steam)

  • ジャンル:Sci-Fiサバイバルホラー

  • 言語:日本語あり


◆『No, I'm not a Human』

本作は、物語性を重視したインディーホラーゲーム。『Mouthwashing』『THRESHOLD』『Backshot Roulette』など、数多くの個性的なホラー作品群を世に輩出するCRITICAL REFLEXがパブリッシングを担当しています。

太陽活動が異常になった終末世界が舞台。プレイヤーは、夜になると安全を求めて郊外の主人公宅へやってくる「訪問者」たちを厳しくチェックし、誰を入れ誰を殺害するのかを判断します。無闇に家へ入れてはならない。なぜなら、人間のフリをした異形のモンスターもやって来るのだから……。

特徴的なのは、来訪者の目、歯、口といった部位の身体チェックを行い、人間なのかそうでないのかを判断するユニークなゲームシステム。中には、プレイヤーの利益となる人物もいるので、孤立という選択肢はなく来訪者の選別をしなければなりません。独特のアートスタイルも一層の不安と恐怖を掻き立てる要注目の一作です。

  • 開発元/発売元:Trioskaz/CRITICAL REFLEX

  • 発売予定日:2025年

  • 対応機種:PC(Steam)

  • ジャンル:ナラティブホラー

  • 言語:日本語あり


◆『Tormented Souls 2』


本作は、三人称視点のサバイバルホラーゲーム。2021年発売の『Tormented Souls』正統続編となります。プレイヤーは主人公キャロライン・ウォーカーを操作し、謎の病に倒れた妹を救うため、怪物のはびこる不気味な修道院を探索して、再び悪夢に立ち向かいます。

前作につづき、『バイオハザード』『アローン・イン・ザ・ダーク』シリーズに影響を受けたクラシックなサバイバルホラーを体験できるのが特徴。一方で、固定カメラ視点に加えてダイナミックに追従するカメラ視点や、操作性など現代基準のゲームにも仕上がっています。

舞台となる南アメリカの辺境地プエルト・ミラーには、外界との接触を遮断した小さな宗教グループが存在しており、恐怖の過去が隠されている模様。フィールドの規模も、物語の奥深さも前作より一層進化した期待値の高いサバイバルホラーゲームとなりそうです。

  • 開発元/発売元:Dual Effect/PQube

  • 発売予定日:2025年

  • 対応機種:PC(Steam、Epic Games ストア、GOG.com)/PS5/Xbox Series X|S

  • ジャンル:サバイバルホラー

  • 言語:日本語あり


◆『Fragile Reflection』


本作は、レトロスタイルの三人称視点サバイバルホラーゲーム。舞台となるのは暗闇に覆われた1990年代後半の日本。主人公の「伊藤佳莉緒(カリオ)」は、“ウツシヨ”が侵食し能面の化け物によって変わり果てた町で、アイテムを探し、パズルを解き、怪物と戦い、謎を解き明かしていきます。

「90年代風サバイバルホラー」を標榜するゲームが増えてきた昨今、本作のように日本を舞台にしているのは珍しく、3Dポリゴンで描かれる独特の和風ビジュアルが特徴的

能面をかぶった奇怪な敵やボス、近接武器や銃器を使った戦闘、霧がかった不気味な町、限られたリソース……『サイレントヒル』などに影響された王道のサバイバルホラーゲームといった印象ですが、それぞれの要素がしっかりと丁寧に作り込まれているので、プレイするのが待ち遠しい作品のひとつです。

  • 開発元/発売元:Spectra Team

  • 発売予定日:2025年2月

  • 対応機種:PC(Steam)

  • ジャンル:サバイバルホラー

  • 言語:日本語あり


◆『MosGhost』

本作は、一人称視点のホラーウォーキングシミュレーター。舞台はモスクワの一角、ソビエト時代の古い安アパートに引っ越してきたアンドレイは、しばらくして毎晩起こる奇妙な出来事に気づきます。誰かがドアをノックしたり、勝手にドアが開いたり……それは果たして彼の妄想か、それとも現実なのか。

『P.T.』や『VISAGE』を想起させるウォーキングシミュレーターとして、リアルなモスクワのアパートを探索できるのが特徴的。また、あらゆる場所で姿を現す「恐ろしい異形の存在」がプレイヤーに不安と緊張感を与えます

隣人の秘密と、アパートの奥に潜む恐怖の先にいったい何が待ち受けるのか……非常に濃密なホラー体験ができそうな期待の作品です。


◆『リトルナイトメア3』


本作は、ソロまたは2人協力プレイも可能なホラーアクションアドベンチャー。『リトルナイトメア』シリーズの第3作目になります。

ロゥとアローンの二人が、美しくも恐ろしい世界「ノーウェア」から抜け出す方法を探す旅に出ます。プレイヤーは、オンライン協力プレイで友達と一緒に、または一人でAI操作の仲間と一緒に、子供のころ抱いた恐怖へ立ち向っていきます。

横スクロール形式の2.5D世界を、ジャンプしたり、滑空したり、怪物に追われ命からがら走り抜けたり……前作同様、さまざまなアクションと頭をひねった仕掛けが用意されています。とりわけ今作では、「協力して脱出する」ことが重要で、重い扉を一緒に開いたり、同時にボタンを押して先へ進んだり、チームワークが欠かせない要素となっているとのこと。

一見可愛らしい世界観とおぞましさのギャップが際立ったゾワゾワする恐怖感と、シリーズに共通するクリアした時の達成感も健在している『リトルナイトメア3』は、ファン待望の最新作として非常に期待できそうです。

  • 開発元/発売元:Supermassive Games/Bandai Namco Entertainment

  • 発売予定日:2025年

  • 対応機種:PC(Steam)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/ニンテンドースイッチ

  • ジャンル:協力型ホラーアドベンチャー

  • 言語:日本語あり


◆番外編~あのホラーゲームは今

2024年12月に公開された最新トレイラー

最後は、非常に期待されながらも何年も音沙汰がなかったり、なかなか発売目処が立たない某ホラーゲームの現状をご紹介して締めたいと思います。


それは、強烈なゴア表現が注目されている『ILL』。2020年よりTeam Cloutが手がける一人称視点のサバイバルホラーですが、すでに開発期間は5年目に突入。ときおりゲームプレイ内容を含んだYoutube動画を投稿しては、筆者のようなファンを歓喜させる一方、発売時期や全貌については明らかにされていません。

「開発中止になってしまったのか……?」と思うくらい進捗がなく不安になっていましたが、2024年に朗報が入ります。デベロッパーTeam CloutのPatreon(支援サイト)によると、彼らは新しいパートナーと契約を結び、潤沢な資金と人材を獲得したとのことで、これによってパトロンでの不安定な資金調達に目処がつき、よりゲーム開発に集中できるようになったようです。

ということは、もしかしたら実際に遊べるようになる日まで、そう遠くないのかもしれません。気長に待っておくことにしましょう。


さて、「期待のホラーゲーム一挙公開」いかがだったでしょうか。『リトルナイトメア』最新作から「ゲゲゲの鬼太郎」サバイバル、期待値高めのインディー作品まで、2025年もホラーゲームの勢いは止まらない!


ライター:DOOMKID,編集:キーボード打海

ライター/心霊系雑食ゲーマー DOOMKID

1986年1月、広島県生まれ。「怖いもの」の原体験は小学生の時に見ていた「あなたの知らない世界」や当時盛んに放映されていた心霊系番組。小学生時に「バイオハザード」「Dの食卓」、中学生時に「サイレントヒル」でホラーゲームの洗礼を受け、以後このジャンルの虜となる。京都の某大学に入学後、坂口安吾や中島らもにどっぷり影響を受け、無頼派作家を志し退廃的生活(ゲーム三昧)を送る。その後紆余曲折を経て地元にて就職し、積みゲーを崩したり映像制作、ビートメイクなど様々な活動を展開中。HIPHOPとローポリをこよなく愛する。

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編集/「キーボードうつみ」と読みます キーボード打海

Game*Spark編集長。『サイバーパンク2077 コレクターズエディション』を持っていることが唯一の自慢で、黄色くて鬼バカでかい紙の箱に圧迫されながら日々を過ごしている。好きなゲームは『恐怖の世界』。

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