Cygames(サイゲームス)は、同社IPにおけるモンスターアートに特化したオンラインアートコンテンツ「Cygames MONSTER CREATIONS」を2022年11月7日から12月8日(木)にかけて開催しています。
スマートフォンやSNSの普及で、ゲームや漫画、音楽などのコンテンツは飽和状態にあると言われている今日、モバイルゲーム市場は伸長を見せる一方で毎年多くのタイトルがサービスを終了しています。
そんな中でサイゲームスはリリース前だけではなくリリース後のIPの育成にも力を入れており『ウマ娘プリティーダービー』、『グランブルーファンタジー』、『Shadowverse』など多くのタイトルをロングヒットに導いています。同社はその秘訣を「メディアミックスによるIPの育成」と「IPの一部にフォーカスした新たな魅力の発信」にあるとしました。
メディアミックスによるIPの育成
モバイルゲームの開発/運営のイメージが強いサイゲームスですが、ゲーム事業ではコンシューマーゲーム展開、eスポーツ展開、海外展開と多角的な展開を行い、さらにメディアミックス展開を支えるべく2015年にアニメ事業部を、翌2016年にスマートフォン・PC向け漫画サービス「サイコミ」を軸とする漫画事業部を設立しています。
原作ゲームファンが納得するクオリティのアニメやコミカライズを発信することで、アニメ・漫画からゲームへの導線をも生み出し、「新規ファンの獲得」と「既存ユーザーを飽きさせないIP拡張」を両立させています。
2014年にサービスが開始された王道ファンタジーRPG『グランブルーファンタジー』は、2016年にサイコミでコミカライズがスタート。2017年にアニメが放送され、2020年にはコンシューマー向け対戦アクションRPG『グランブルーファンタジーヴァーサス』がリリースされました。さらに、PlayStation 5/PlayStation 4/PC(Steam)用ソフトとして『グランブルーファンタジーリリンク』が開発中です。
こうした多角的な展開で『グランブルーファンタジー』の登録者数は3,300万人超となっています(2022年9月現在)。
『ウマ娘 プリティーダービー』は、2021年2月のリリース以来、App Storeセールスランキングでトップをひた走っています。ゲームリリース以前から今日にいたるまで、TVアニメ化、コミカライズ、アニメ主題歌や劇中歌のリリース、ライブ開催などの多角的な展開を継続。ゲームのサービス開始を勢いづけただけでなく、その勢いを保つことにも貢献しています。
さらに、2023年にも新作アニメの配信やTVアニメの制作、舞台化などが決定しており、今後も積極的なクロスメディア展開が続きます。
IPの一部にフォーカスした新たな魅力の発信
コンテンツの飽和時代において、サイゲームスが多くのロングヒットIPを抱える理由のもう一つが「IPの一部にフォーカスした新たな魅力の発信」です。
2019年には大阪芸術大学で「Cygames背景美術展」が、2021年には長崎の山本二三美術館で「Cygames背景アート展」といった取り組みが実施され、2022年11月7日から12月8日にかけては、ゲーム内のモンスターアートに特化したオンラインアートコンテンツ「Cygames MONSTER CREATIONS」が開催されました。
イラストやデザインはゲームを構成する要素のひとつとして複合的にユーザーの下に届きますが、「最高のコンテンツを作る会社」というビジョンを掲げる同社は、それをアートとして捉えて一つ一つのイラストに着目。ゲームプレイとは異なる目線で見て楽しめる場を用意することで、IPの「新しい魅力」を提供し続けています。
Cygames MONSTER CREATIONS
開催期間:2022年11月7日~12月8日(木)
開催方法:オンライン
観覧料:無料