
サステナビリティ
水のプロフェッショナルとして目指す持続可能な地域社会
生命を支える基盤である水インフラに携わる私たちフソウは、これまでも持続可能な社会の実現を追求してきました。サステナビリティの重要性が高まるなか、志をさらに高く、新たに表出する環境課題や人々の価値観の変化に真摯に向き合い続けます。同時に、社員一人ひとりの成長やキャリア自律がサステナブルな社会への貢献に結びつく、幸福な働く環境づくりにも取り組んでいきます。
事業を通じたサステナビリティ
日々の生活に欠かせない水を経営資源とするフソウの事業活動は、創業時からサステナビリティ発想に根ざしています。今後も上下水道の持続と発展に貢献するとともに、社会や地球的規模の課題解決へソリューションを提供していきます。
取り組み例
小水力発電 / アンモニア吸着材による窒素循環技術 / 下水汚泥消化ガス発電 / 下水処理施設における地域バイオマスの利活用 / メタン発酵廃液処理 / 食品廃棄物の効率的な回収・再資源化促進 / 屋内野菜栽培 / 陸上養殖 / 放射性セシウムの減容処理技術の実現に向けた技術

小水力発電
これまでの水事業の実績に加え、水力発電システムを扱うグループ会社とともに企画・設計・コンサルティング・資機材の調達・施設建設・導水路布設工事までをワンストップで実施・提供いたします。

アンモニア吸着材による窒素循環技術
自社製造する「プルシアンブルー(Prussian Blue : PB)系吸着材」は、特にセシウムやアンモニアを選択的に吸着する特長があり、さまざまな用途での活用が見込まれます。

下水汚泥消化ガス発電
下水処理施設における地域バイオマスの利活用を促進。生ごみ、し尿・浄化槽汚泥、家畜排せつ物等を下水処理施設で一体的に処理し地域資源を無駄なく有効活用し、効率的なエネルギー循環システムを創出します。
環境保全への取り組み
豊かな水資源を得るには、水を育む森の働きがとても大切です。フソウは、東京都と香川県における「フソウの森」において豊かな森づくりのための植林活動や水源林の間伐・枝打ちなどの森林整備活動に社員のみならずその家族が参加して取り組んでおります。

東京水道 ~企業の森(東京都)
東京都水道局と当社が締結した「東京水道~企業の森(ネーミングライツ)」協定に基づき、水道水源林の一部を「フソウの森」とし、東京都水道局と連携し森づくりに取り組んでいます。
・面積:2.77ha
・協定締結:2020年8月31日

フォレストマッチング協働の森づくり(香川県)
香川県の「フォレストマッチング事業」に参加し、今後の森づくり活動を通して、県民共有の財産といえる森林の働きを維持するとともに、明るく豊かな水源の森を次世代に引き継いでいくことに寄与していきます。
・面積:1.89ha
・協定締結:2020年9月3日
地域社会への取り組み
次世代教育や地域防災への貢献、イベントへの協賛などの取り組みを継続的に行っているほか、災害時の速やかな復旧のための応援協力活動に向け、複数の事業体と災害支援協定を締結しています。
教育支援
学校教育や校外学習、イベント協賛などを通じて、次世代の担い手の育成を行っています。支援の例をご紹介します。

フソウ育英会
創業者である故・谷欣一の「理想のないところに新しい歴史の創造はない。夢みることを忘れた人間に現状を変革する力はない。」という信条にもとづき、学生に対する支援を行っています。

フソウ技術開発振興基金
フソウ創業70周年記念事業の一環として水事業や環境・エネルギー事業の技術開発を行う個人・団体・法人に対して助成金を贈り、その活動、功績を称えることを目的に設立いたしました。

インフラマネジメントテクノロジーコンテストへの協賛
高専生を対象とした、インフラマネジメント・メンテナンス技術や地域協働のアイデアを競うコンテストへの協賛を通して、未来のインフラと街づくりを担う学生を応援しています。

「おしごと図鑑かがわ」編集協力
小中学生の児童・生徒たちのキャリア形成に気づきや多様性を与え、地元地域で活躍する企業、そして働く大人を知る仕組みを提供するプロジェクトに協力しています。


インターンシップの実施
水インフラサービスを支える企業として、現場体験を通して業界や社会理解を深めてもらう機会を学生に対して積極的に提供しています。
文化・スポーツへの支援
創業の地である香川県のイベントやスポーツへの協賛・支援活動を行っています。支援の例をご紹介します。

各種イベント協賛
瀬戸内国際芸術祭/香川丸亀国際ハーフマラソン/高松ミュージックブルーフェス/栗林公園おもてなしクリーン作戦/丸亀お城まつり 等。


フソウテクノセンター体育館の貸し出し
創業70周年の2016年に開設した同施設(高松市)は、技術開発や育成としての用途に加え、一般開放しスポーツサークルへの体育館貸し出し、防災訓練などに活用されています。
震災復興支援
災害時の速やかな復旧のための応援協力活動に向け、複数の事業体と災害支援協定を締結しています。また、上下水道施設の復興事業に貢献するべく、震災復興プロジェクトチームを発足し、取り組んでいます。
フソウテクノセンター
大規模災害時に、一時避難所や津波避難ビルとして地域住民に開放できるよう設計され、飲料水の備蓄や非常用発電設備などのインフラも確保しています。創業70周年である2016年に開設したこの施設は、四国産の石や杉板を採用するなど、地域企業の発展と活性化に貢献しています。
社員への取り組み
事業を通じて持続可能な社会の実現を追求するとともに、社員の人生を豊かにすることを追求します。時代や地域によって変化する課題に真摯に向き合い、柔軟に解決していく人材を育成していきます。
人材育成
社員一人ひとりのキャリア自律が、組織全体の持続的な成長につながると考えます。研修や能力開発、キャリアパスの整備などを通じ、やりがいを持ち続けいきいきと働ける環境づくりを推進しています。
取り組み例
各種新入社員研修 / 目標管理シート・上司との振り返り面談 / スキルチェックシート / 全社eラーニング(毎月) / 安全研修eラーニング(毎月) / トレーナー・メンター制度 / 技術士取得に向けた社内勉強会
教育研修体系

※1 専門コースは専門スキル向上、組織マネジメントはチームとしての成果を高めることが期待役割となる。
※2 仮配属とは、正式配属に向けた職種の適性を確認する期間の事。
※3 本配属とは、実際に部署に配属され、実務を行う事。
新卒社員研修


ヘルスサポート
社員の健康を経営課題と捉え、管理・保持・改善・増進に取り組んでいきます。健康はすべての人が幸せに生きるための資源であり、それらの取り組みが企業の活力向上につながると考えるからです。社員と家族の心と体の健康がフソウの財産であり、さまざまな支援体制を整えています。
取り組み例
人間ドック全額負担(入社時より) / 脳ドック全額負担(※40歳以上・上限3万円) / 二次健康診断の推奨 / ストレスチェック実施 / メンタルヘルス個別面談の実施 / 団体長期障害所得補償保険 / 治療支援・復職支援
働き方改革
生産性向上とともに一人ひとりが意欲・能力を存分に発揮できる環境づくりを推進しています。
取り組み例
工事進捗管理の見える化:進捗管理システムの運用開始 / 安パトのデジタル化(全天球カメラ、GoPro活用)の検討 / 全拠点部署間の区切りがないオープンな空間 / 時間単位年休の導入 / 積立休暇 / 初年度年休20日間付与 / 有給取得推進 ※5日以上の長期休暇取得可能
その他の福利厚生
取り組み例
育児休業・介護休業制度取得可能 / パパ育休 / 両立支援実施 / 勤続年数25年時旅行券15万円分贈呈 / 住宅手当(勤務場所に応じ適切な手当を支給 ※例)東京単身住まいの場合 住宅手当3万円) / 地域手当(勤務場所に応じ適切な手当を支給 ※例)東京勤務の場合 地域手当3万円) / 寒冷地手当 / 資格手当 / 現場手当 / 退職金制度(401K)

水循環企業登録・認証制度「水循環ACTIVE企業」
内閣官房水循環政策本部事務局の令和6年度「水循環企業登録・認証制度」水循環ACTIVE企業に2つのカテゴリーで認証されました。
・『水量水質カテゴリー』:水量や水質へ直接的に水循環に貢献する取組
・『人材資金カテゴリー』:人材、資金及び機材等を介して水循環に貢献する取組

コンプライアンス・リスクマネジメント
コンプライアンスの徹底
FUSOグループでは、「コンプライアンス」を「法令・社内ルール・企業倫理の遵守」と定義しています。私たちは、コンプライアンスこそがグループの持続的発展に必要であることを深く認識し、あらゆる事業活動をこの行動憲章に基づいて実践して参ります。
リスクマネジメントの推進
リスクマネジメント体制の整備・改善に取り組んでいます。危機的事象の発生に伴う社員と家族の身体・生命への影響の極小化、事業中断による事業への影響の極小化、迅速かつ効率的な事業復旧を行うため、平常時における活動や危機的事象発生時の基本原則、推進体制について必要事項を定めます。

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