
10月20日、北京でフィリピンのドゥテルテ大統領(右)を迎える中国の習近平国家主席 (C)EPA=時事
フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領は中国政府の招きにより、2016年10月18日から21日までの3泊4日の日程で、国賓として中国を訪問した。その後の訪日は2泊3日(10月25~27日)であり、明らかに中国重視の姿勢を見て取ることができるが、北京での日程をよくよく見ると、実質的な滞在期間は2泊3日といっても過言ではない。北京ではスケジュールをぎっしり詰め込むことはせず、ゆったりとした日程を消化した。

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