保健・化学物質対策
福島県における放射線の健康影響について(風評払拭に係る環境大臣の書簡[令和4年2月1日])
内容
令和4年1月27日に日本の元総理5人が欧州委員会委員長宛てに送付した書簡における、「多くの子供たちが甲状腺がんに苦しみ」という記述は、福島県の子どもに放射線による健康被害が生じているという誤った情報を広め、いわれのない差別や偏見を助長することが懸念されるものであることから、令和4年2月1日に環境大臣が元総理5人に対して風評払拭に係る書簡を送付しました。
2月2日に環境大臣より駐日欧州連合大使に、元総理5人に送付した書簡の内容について直接伝えるとともに、2月3日には欧州委員会委員長にお伝えいただくよう依頼するレターを同大使に送付しました。
なお、2月3日に原発ゼロ・自然エネルギー推進連盟から質問がありました。環境省の考えは以下のとおりです。
(※1)原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)の本部があるオーストリア・ウィーン時間の3月10日、同委員会の報告書(日本語版)が公開されたことに伴い、「風評払拭に係る環境省の考え」の中で上記に該当する箇所を更新しました(3月16日)。
(※2)2月11日以降、UNSCEARにおいて、報告書の名称及び掲載先URLが変更されたことに伴い、「風評払拭に係る環境省の考え」の中で上記に該当する箇所を更新しました(2月14日)。