「おーーーーい!!」
「ジモコロを見ているみんなー!!」
「ヨッピーでーーーーす!」
はい。というわけで颯爽とウインドサーフィンに乗りながら登場したわけですが、
ここで僕から皆さんにクイズを出したいと思います。
Q:今、僕はどこにいるでしょうか?
わかるかなぁ~~?
「うーん、ウインドサーフィンしてるし、水も綺麗だし、沖縄かな?」
って思うじゃないですか。
思うでしょ?
普通、思いますよね?
でも残念! 正解は……。
山梨県です!!!
過少評価される山梨県
そんなわけで今回は山梨にいるんですが、なぜ山梨を選んだかというと山梨ってめちゃくちゃ過少評価されてる気がするからです。
山梨って東京からレンタカーや電車で1時間半くらいで着くっていう、とにかくアクセスが最高な場所にある割に、それほど混んでいるわけでもないし、
富士五湖ではそれぞれウォーターアクティビティが盛んでウインドサーフィンもウェイクボードもできるし、キャンプ場や温泉なんかも県内のあちこちにあって充実してるし、空気も食べ物もおいくて湧き水も湧いてるしで「東京から日帰りで自然に触れたい」くらいのときには最適の場所なんですよマジで。
それなのに、大抵の山梨の人は「山梨には何もないから」みたいな自虐ネタを飛ばしてくるんですよね……。
試しにGoogleで「山梨 何もない」で検索かけたら140万件ヒットしました。
こらーーー! 山梨には何もなくないわーーーー!
というわけで、日帰り山梨の旅に出発であります!
仙人小屋でジビエを食べまくろう
んなわけでやってきたのがこちらの「仙人小屋」。
ここでは、採れたての山菜に熊や鹿といった珍しいお肉が食べられるスポットだ。
壁にガンガン熊の毛皮がかざってあってビビる!
お店の人に見せていただいた巨大なヒグマの毛皮。でかい!
「本州にヒグマなんて出るの?」と思って店員さんに聞いたところ、この毛皮はお祝いに北海道の猟師さんから送られたものらしい。
爪なんてこんなんですからね。
これで顔をぶん殴られたら、半分くらいなくなってもおかしくない!
まずオーダーしたのが、こちらのキノコの天ぷらの盛り合わせ。
でかーい!
ちなみにこれらのキノコ類は「仙人」と呼ばれるお店のオーナーさんが毎日こうやって採取してくる。
毎日採れたての新鮮な食材が食べられるのだ! 最高!
当たり前だけどうまいです!
いやー、食べログの山梨県総合評価ランキング一位はダテじゃありません!
「歯ごたえがすごい! シャッコシャコ!! はじめて食べるきのこばっかりだなぁ」
「これだけでかいと、めちゃくちゃ食べごたえがあるな。塩で食べても最高にうまい……」
続いては、こちらの熊肉&鹿肉の焼肉!
「僕、熊のお肉って食べたことないんですけどヨッピーさんあります?」
「昔、栃木の山奥で食べたことあるんだけど、筋張ってゴリゴリしててあんまりおいしかった記憶はないんよね……」
どんどん焼いて食べてみます!
「うん。うまいわ。脂もしっかり入ってるけど、予想外にサッパリしてる!」
「牛の赤身肉に近い味ですね。野生っぽいうま味も強いし、歯ごたえはあるけど全然硬くない!」
ちなみに鹿肉は高タンパク低カロリー、栄養素も豊富で美容にいいらしい。
実際、この日は僕ら以外は全員女性客かカップルで、お店の7割くらいが女性客であります。
続いては熊肉をいただきます!
「うん。これもうまい。牛のハラミっぽい弾力と味わいやね。昔食べた熊肉がゴリッゴリだったのに全然柔らかいし普通にいただけるわ。なんやろね」
「それ、クソぼったくり店だったんじゃないですか」
もちろん天ぷらも熊肉も鹿肉もおいしかったのですが、個人的に圧巻だったのがこちらのキノコ汁!
これ、ダシが効いててめちゃくちゃうまい!
キノコのポテンシャル、まじですごいな……!
珍しいイワナのお刺身もあるよ!
「川魚のお刺身って初めて食べました」
「めちゃくちゃうまいやん……。身が引き締まってて、上品な青魚っぽい味!」
「いやーすごい。これは完全に『正解』ですね」
「でしょ。やっぱりその土地でしか食べられないものを食べるのが、旅の醍醐味ってやつですよ!」
ちなみに店内にはご丁寧に「鹿のとりかた」が書いてあった。
鹿に大きな声で「オーイ」と呼びかける。何か用事があるのかと思い(鹿が)近づいて来る。しかし、まだ安心してはいけない。しっかりしかと(無視)している。
せっかく来たのに、と鹿はストレスがふくらみイライラする。必要以上に意地になり近づいてくるので「風呂にでも入っていけ」と優しい言葉をかける。
鹿は「本当は良い人なんだ」と思い「それではお言葉に甘えて」と用意してあるドラム缶風呂に入る
タオルを貸すと(鹿が)頭に乗せ、視界が狭くなった時にフタをする。あとは火力を強くするだけ
「うん、嘘だな」
「嘘ですね」
そんな無骨な外観とは裏腹に茶目っ気たっぷりの仙人小屋ですが、店員さんも気さくで採ったキノコやお肉についていろいろ教えてくれた。
採れたての食材を使うことから季節によってメニューは変わり、むしろ今の時期はあまり食材が豊富にあるわけではなく、秋ごろが一年で一番充実しているそうだ。
中心部から少し離れてはいけるけど、山梨に来ることがあったら仙人小屋にぜひ立ち寄って欲しい。
定食は2,000円~3,000円くらいだけど、じゅうぶんその価値はあるぞ!
▼営業時間
11:00~15:00(ラストオーダー)▼定休日<BR4~10月 毎週木曜日
11月・3月 毎週水・木曜日
12~2月 毎週火・水・木曜日▼住所
〒409-1501
山梨県北杜市大泉村西井出6924-2
食事のあとはいよいよ運動の時間
お腹いっぱいになったところで、今度は本栖湖(もとすこ)にやってきました!
本栖湖、河口湖、山中湖、西湖、精進湖(しょうじこ)の五つを総称して「富士五湖」と言うのですが、その中でも本栖湖は水深が深く、本州でも屈指の透明度を誇ります。
千円札や五千円札に描かれている「逆さ富士」のモデルとしても知られてますね。
そしてその本栖湖はウインドサーフィンのメッカなのであります!
山梨県は内陸にあるためもちろん海はないのですが、そのかわり富士五湖という大きな湖が点在しており、夏場はウインドサーフィンやジェットスキー、水上スキーにウェイクボードなどのウォータースポーツが盛んなのであります。
更には山に囲まれた地形を活かして、パラグライダーやハンググライダーといったスカイスポーツもたくさん!
そう、山梨県は遊びの宝庫なのだ!
そんなわけで今日はサーフィンすら一切やったことがない僕が、先生に教えていただきながらウインドサーフィンに挑戦したいと思います!
ただしめちゃめちゃ風が強いです。
「実際どうなんですか、ウインドサーフィンって。僕あっさりできる気まんまんなんですけど」
「いや、ウォータースポーツの中でも一番難しいです」
「え? ほんとに?」
「はい。サーフィンより難しいですね。キレイに曲がれたらそれだけで上級者っていう扱いを受けるのがウインドサーフィンです」
「でも僕、運動神経めちゃくちゃいいんですよ?」
「うーん、でも今日は風が強いんで、コンディションはよくないですね。たぶん立てるようになるくらいで精一杯じゃないかと……」
「ちょっと! できないと恰好がつかないので、絶対になんとかしてください!」
そんなわけで先生から操作方法についてレクチャーを受ける僕。
下半身でバランスを取りながら上半身で帆を操作するという別々の動作を行わなきゃいけないぶんだけ難しいそうだ。
先生ももうやりだして3年になるのに、まだまだ初心者の域を脱してないらしい。
なんとか板の上に乗って……、
帆を起こす……
帆を……
なにこれ。むっず!
帆を立てて……
帆を立て……
「できる気がしない」
「ちょっと! 全然いいとこないじゃないですか!」
「いやほんとに難しいんだって! ウェイクボードもスノーボードも、開始一時間でガンガンに滑れてた僕が無理なんだもの! 今日中に乗れるようになんて絶対ならない!」
~ 一時間後 ~
なんか知らないけど乗れました。
「自由自在」というのにはほど遠いけれども、「なんとなく進んでるぞ」くらいにはできるようになってきた僕。
やっべーー! 楽しい!
これはハマる気持ちがわかるなーーー!
もちろん気を抜くとすぐに落下します。難しい。
ちなみに、これが先生が乗ってるときの写真。
波の切り裂き方が僕と全然違う。これくらいスピード出るようになればいいのに!
結局、2時間くらいみっちり乗って本日のレッスンは終了!
「先生、ちなみに10点満点で点数つけると何点でした……?」
「うーーん、風が強いことも考慮して、8点ですね!」
「やったー! 割といい点数!」
ただしめちゃくちゃ疲れます。水に落ちまくるし、2時間もやると体がバラバラになりそう……!
ちなみにこのウインドサーフィンのレッスン、一日体験でレンタル費用も全部含めて1人8,000円とのこと。え? めちゃくちゃ安くない?
今日は時間が限られているため特別に2時間のレッスンにしていただききましたが、通常は10時~16時までみっちりやるそうだ。
本栖湖アクティビティセンター|本栖湖の自然と遊ぶネイチャーツアー
住所:〒409-3104 山梨県南巨摩郡身延町中ノ倉2926
電話:0556-38-0117
ウインドサーフィン以外にもカヌーやパドルボート、淡水ダイビングなんかのツアーも体験できるぞーーー! 夏の水遊びに最適や~~~~!
ちなみにウインドサーフィンのあとは、
「ほうとう」で有名な「小作」にうかがいました。
山梨名物の「鳥もつ」! 甘辛いタレがたまらんのですよこれが……!
ビール飲みたくなるわーーー!(車で来てるので飲酒禁止)
そしてこちらがメインの山梨名物「ほうとう」。
カボチャに人参、ジャガイモにゴボウ、シイタケにネギといった野菜がたくさん!
「山梨はグルメにも強い」というのがおわかりいただけたでしょうか!?
ここをスルーしたら山梨県民に袋叩きにされる「ほったらかし温泉」を君は知っているか
そして疲れた体を癒すためにやってきたのが「ほったらかし温泉」です。
今回の取材にあたってTwitterなどで「山梨県でハズせない場所はどこ?」と広く聞いてみたのですが、一番多く名前が挙がったのがこちらなのであります。
温泉好きの僕としては、ぜひとも寄っておきたいし、そもそも山梨に来るたびにいつも来ている場所だから、今回で来るの5回目なんですよね。
※特別な許可を得て撮影しています
率直にいってこの「ほったらかし温泉」は、泉質自体は単純泉でそれほど特色があるわけではないのです。
じゃあ何がそんなにすごいのかというと……。
これです!
この夜景のすごさ!!
甲府盆地が一望できるロケーション!!
神秘的というかなんといいますか、とにかく圧巻!
ちなみに、このほったらかし温泉は標高670mにあるので、スカイツリーと同等の高さなわけですよ。
その高さから、温泉にゆっくり入りながら夜景も見れるって最高じゃないわけがない!
新宿から片道90分、下手したら仕事帰りに少し足を伸ばせば来れる距離なんですよこれが……!
住所:〒405-0036 山梨県山梨市矢坪1669−18
営業時間 :日の出1時間前~22時(最終受付21時半)
入浴料:大人800円(一風呂) 0歳~小学6年生まで400円
「いやー、今日はうまいもん食って運動して夜景見ながら温泉に入るって、もう文句なしに最高やね」
「確かに。これが全部日帰りでこなせるっていうのはすごい」
「でもね、なんだかんだ気付いたんだけど、日帰りでも山梨は遊び尽くせんな、っていうのが今回の結論なんよ」
「例えばこれ、以前行った山梨の小菅村っていうところなんやけど、水もめっちゃキレイだし普通にいいところなんよね」
「なるほど」
「後はお酒が好きな人なら勝沼のワイナリーに行ってワイン飲んで、そのあと白州にあるサントリーのウイスキーの工場見学に行ってウイスキー飲む…っていうツアーもアリだと思うし、紅葉のシーズンなら昇仙峡っていう最高にキレイな場所があるから、そこを散歩するのもアリだし」
「大日影トンネル遊歩道も雰囲気あっていいよ! この時期はトンネル内で冷えた空気がめっちゃ涼しいから」
「ただ、中はバイオハザードみたいでめっちゃ怖いからね。中に謎のモニュメントがあって、紋章とかさすと秘密の扉が開いたりするやつだよ。たぶん」
「まあ、ホラーといえば、富士急ハイランドも山梨でしたね」
「そうなのよ。今のシーズンは富士登山もあるし温泉もあちこちあるし八ヶ岳は星がキレイだしで、山梨県が『週末は山梨にいます。』っていうキャッチコピーを打ち出してるんだけどほんまそうやなって思う。クルマで1時間ちょっとで来れるんやで。都内のプールなんか、下手したらウォータースライダーの順番待ちで一時間かかったりするからね。とっととみんな山梨に来るべき」
そんなわけで今回の山梨ツアーですが、これだけ盛りだくさんに遊んで日帰りっていうのは、山梨以外だとなかなかできないことなんじゃないかと思います!
「暑いな……」と家の中でうだうだ過ごすくらいなら、積極的に夏を迎え撃つ姿勢を持って、山梨へ遊びに行ってみてもいいのではないでしょうか!
談合坂サービスエリアの名物「談合坂あんパン」もおいしいよ!
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この記事を書いたライター
大阪府生まれ。「オモコロ」「トゥギャッチ」「ぐるなび」「Yahoo! Japan」「ライブドアニュース」など、さまざまなWEBメディアで活躍中のライター。「WEBでウケること」の第一人者として、タイアップ広告案件なども多数手がける。