プレスリリース
サイバーエージェント次世代生活研究所が「Z世代ヒットトレンドランキング2024」を発表、 1位は「Bling-Bang-Bang-Born」とSNS発のトレンドが多数ランクイン
~Z世代のトレンドはTikTok発がメイン、TikTokが「Z世代」と「上の世代」間の大きなジェネレーションギャップを生み出していることが判明~
メディアや情報環境が多様化し、流行語やヒット商品などのトレンドが多様化・細分化する中、注目を浴びる “Z世代の間で本当に流行ったもの” を明らかにするとともに、全国のZ世代およびそれより上の世代における定量調査の結果を比較することで、“Z世代とその上の世代の間に存在するジェネレーションギャップ” も明らかにしました。
調査ランキング項目
1. Z世代ヒットトレンドランキング2024 TOP30
※全体総括とともに
2. ジェネレーションギャップランキング TOP10
(「25歳までのZ世代」と「26歳以上の上世代」の比較)
<各部門ランキング>
※「Z世代ヒットトレンドランキング2024」の基になったZ世代各部門のランキング
3. Z世代ヒットニュースランキング - 政治編-
4. Z世代ヒットニュースランキング - 芸能・スポーツ編 -
5. 言葉部門
6. 有名人部門
7. インフルエンサー部門
8. ゲーム・アプリ部門
9. X部門
10. TikTok部門
11. 音楽・音源部門
12. アーティスト部門
13. コンテンツ部門
14. 漫画・アニメ部門
15. 場所・イベント部門
16. 食べ物・飲み物部門
17. 美容部門
18. ファッション部門
19. 雑貨部門
本調査リリースでは、全体ランキングである 1. Z世代ヒットトレンドランキング2024 TOP30 と、2.「25歳までのZ世代」と「26歳以上の上世代」を比較したジェネレーションギャップランキング TOP10 のランキング結果を総括とともに掲載しておりますが、「Z世代ヒットトレンドランキング2024」のもととなったZ世代各部門のランキングである、17つの各部門ランキングは、考察とともに添付PDFにてまとめております。
各部門ランキング含めた全ランキングは添付よりご確認くださいませ。
※添付PDF※ Z世代ヒットトレンドランキング2024全ランキング一覧
1. Z世代ヒットトレンドランキング2024 TOP30
2024年、Z世代の間でヒットしたトレンドTOP5は以下となりました。
1位「Bling-Bang-Bang-Born」 (TVアニメ「マッシュル-MASHLE-」第2期OP主題歌・47.8%)
2位 「猫ミーム」 (猫のインターネットミームを素材としたネタ動画・47.2%)
3位「はいよろこんで」 (「ギリギリダンス」で有名になったこっちのけんとの曲・41.1%)
3位「しかのこのこのここしたんたん」 (TVアニメ「しかのこのこのここしたんたん」のOPダンス・41.1%)
5位「ハッピーハッピーハッピー」 (猫ミームのBGMでよく使われた音源・40.5%)
なお1位から30位までの30項目のうち、TOP5含めた約半数の13がTikTokから流行したものとなり、Z世代にとっていかにTikTokが重要な存在であるかが明確になった1年となりました。
※TikTok発の流行は以下です
1位「Bling-Bang-Bang-Born」、2位「猫ミーム」、3位「はいよろこんで」、「しかのこのこのここしたんたん」、5位「ハッピーハッピーハッピー」のほか、
6位「わたしの一番かわいいところ」 (「ねぇねぇねぇ」という歌詞で話題のFRUITS ZIPPERの曲・35.8%)
9位「タンフル」 (韓国で人気のフルーツ飴・31.1%)
11位「焼きポン・デ・リング」 (ミスタードーナツの商品であるポン・デ・リングを焼いてアレンジしたもの・30.1%)
17位「おい、笑える」 (面白いことに対して使う言葉・25.6%)
19位「ギリハッピー」 (ヒップホップユニット「KOMOREBI」の曲中フレーズ・23.4%)
20位「厳しいって」 (TikTokerジョージの発言・22.7%)
26位「しなこ」 (しなこダンスで流行した原宿系TikToker・20.6%)
30位「tuki.」 (中学生(現在高校生)のシンガーソングライター・19.4%)
また、TikTok発の次に多かったトレンドがXから広がった言葉でした。
※X発の流行は以下です
7位「風呂キャンセル界隈」 (風呂に入りたくない人たちの総称・32.0%)
13位「地面師たち」 (Netflixで配信されている詐欺グループを描いたドラマの中で使われたセリフを用いた構文・28.3%)
21位「菊池風磨構文」 (サバイバルオーディション番組「timelesz project -AUDITION-」でのセリフを用いた構文・22.4%)
22位「予選敗退でーす」 (ピン芸人やす子に対してフワちゃんが発した暴言・22.2%)
24位「小泉進次郎構文」 (当たり前なことをあたかもスゴイことを言っているように言う構文・21.7%)
一方、テレビ発で流行したものは、以下3つでした。
10位「手越祐也」 (10月にイッテQに復活したことで話題になったタレント/アーティスト・30.6%)
12位「無課金おじさん」 (パリ五輪射撃混合エアピストルの銀メダリスト・28.6%)
25位「幾億光年」 (TBS系火曜ドラマ「Eye Love You」主題歌・21.1%)
上位30のトレンドのうち、20(TikTok:13、X:7)がSNSより流行したトレンドとなり、Z世代の中でいかにSNSが大きな存在になっているかが分かります。
※昨年2023年の調査結果はこちら
Z世代ヒットトレンドランキング2023
https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=29595
2. ジェネレーションギャップランキング
なお、ジェネレーションギャップの差が大きいトレンド上位10項目のうち8つはTikTok発のトレンドでした。本調査より、TikTokが「Z世代」と「上の世代」とのジェネレーションギャップを生んでいることが明らかになりました。
※TikTokから流行ったトレンドは以下です
1位「ハッピーハッピーハッピー」(猫ミームのBGMでよく使われた音源・差28.6%)
2位「猫ミーム」(猫のインターネットミームを素材としたネタ動画・差27.3%)
3位「しかのこのこのここしたんたん」(TVアニメ「しかのこのこのここしたんたん」のOPダンス・差25.5%)
5位「タンフル」(韓国で人気のフルーツ飴・差23.5%)
6位「わたしの一番かわいいところ」(「ねぇねぇねぇ」という歌詞で話題のFRUITS ZIPPERの曲・差23.3%)
7位「おい、笑える」(面白いことに対して使う言葉・差22.5%)
8位「はいよろこんで」(「ギリギリダンス」で有名になったこっちのけんとの曲・差21.9%)
10位「焼きポン・デ・リング」(ミスタードーナツの商品であるポン・デ・リングを焼いてアレンジしたもの・差20.0%)
全体ランキングである 1. Z世代ヒットトレンドランキング2024 TOP30 と、2.「25歳までのZ世代」と「26歳以上の上世代」を比較したジェネレーションギャップランキング TOP10 のランキング結果を総括のほか、「Z世代ヒットトレンドランキング2024」のもととなったZ世代各部門のランキングである、17つの各部門ランキングは、添付PDFにて考察とともにまとめております。
各部門ランキング含めた全ランキングは添付よりご確認くださいませ。
※添付PDF※ Z世代ヒットトレンドランキング2024全ランキング一覧
<各部門ランキング項目> ※「Z世代ヒットトレンドランキング2024」の基になったZ世代各部門のランキング
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3. Z世代ヒットニュースランキング - 政治編-
4. Z世代ヒットニュースランキング - 芸能・スポーツ編 -
5. 言葉部門
6. 有名人部門
7. インフルエンサー部門
8. ゲーム・アプリ部門
9. X部門
10. TikTok部門
11. 音楽・音源部門
12. アーティスト部門
13. コンテンツ部門
14. 漫画・アニメ部門
15. 場所・イベント部門
16. 食べ物・飲み物部門
17. 美容部門
18. ファッション部門
19. 雑貨部門
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【調査概要】
回答者:全国男女15歳~59歳 2,884サンプル(年代・学年・性別毎に均等割付)
Z世代(16~25歳)の高校生・大学生・社会人:1,256サンプル
26~59歳:1,648サンプル
調査期間:2024年11月8日(金)~ 11月9日(土)
調査主体:サイバーエージェント次世代生活研究所
調査手法:
①Z世代(16~25歳)30名への定性調査より、計340の「2024年に流行した」調査項目の洗い出し
②インターネットリサーチ
設問:あなたが「2024年に流行った」と思うものをすべてお答えください(複数回答可)
■「サイバーエージェント次世代生活研究所」について
Z世代を中心に消費者研究やZ世代向けマーケティングを行うなど、次世代生活について研究し、広告主企業における次世代のマーケティング施策立案の支援を行う研究組織です。2019年11月に本研究所を設立以降、広告主企業向けに、次世代生活に関する調査や若者たちへの調査・インサイト開発・プロモーション施策立案・商品開発などを行っており、次世代生活に関わる様々な知見を蓄積し、社内外に幅広く還元していくことを目的としています。
■本リリース内容に関するお問い合わせ・取材について
株式会社サイバーエージェント インターネット広告事業本部 広報担当
mail: [email protected]