渋谷でリアル『トロン』体験!『トロン:アレス』ライトサイクル試乗もできる特別イベント開幕

ディズニー新作映画『トロン:アレス』(10月10日日米同時公開)の世界観を体験できるイベント「『トロン:アレス』イマーシブ・エクスペリエンス」が、本日17時からZeroBase渋谷でスタートした。同日、オープン直前にプレス内覧会が行われ、一足早く会場の様子が披露された。
【画像】『トロン:アレス』最強AI兵士、渋谷に襲来!内覧会の様子
本作は、ディズニーが長編映画として世界で初めてCGを本格導入した『トロン』(1982)のシリーズ最新作。優れた知能を持つ最強のAI兵士・アレス(ジャレッド・レトー)が現実世界に襲来し、わずか29分しか生存できないという制限から“永遠”を求めて暴走を開始する。

同イベントの目玉は、メタバース空間でさまざまなアクティビティが体験できる「『トロン:アレス』in VR Shibuya」。デジタル世界が現実世界を侵食するという映画のストーリーにちなみ、世界最大級のメタバースイベント「バーチャルマーケット」を手がける株式会社HIKKYが、渋谷を舞台に『トロン』の世界観を忠実に再現した。
会場に設置されたVRゴーグルを装着すると、目の前に広がるのは、デジタル世界に支配された渋谷だ。スクランブル交差点もハチ公像もデジタル化され、ビルボードも『トロン:アレス』一色に染まっている。交差点の周辺を散策すると、上空からレコグナイザー(監視用飛行マシン)が襲来したり、ライトサイクルが予告編さながらにパトカーを真っ二つに切り裂く様子など、映画と連動した出来事が目の前で次々と起こる。

メタバース空間では、映画のポスタービジュアルを再現できるフォトスポットのほか、『トロン』シリーズを象徴するディスクバトルを体験できるスペースも展開されている。ディスクバトルは、リアルタイムでランキングが更新されるため、高得点を目指してプレイヤー同士が競い合えるなどゲーム性も十分だ。
また会場では、映画に登場するライトサイクルに乗車し、渋谷を滑走したような気分を味わえるライド体験スペースも用意されている。乗車中の模様は2台のカメラで録画され、CG映像が加わった動画を受け取ることができる。

そのほか、AI兵士が実際に登場するグリーティングスポットや劇中アイテムであるディスクの展示など、映画にちなんだ施策を多数展開中。「『トロン:アレス』in VR Shibuya」はソーシャルVRプラットフォーム「VRChat」からもアクセスが可能なので、自宅のデスクトップからでも『トロン』の世界観に“潜入”可能だ。(取材・文:編集部・倉本拓弥)
『トロン:アレス』イマーシブ・エクスペリエンスは10月13日(月・祝)までZeroBase渋谷にて開催中(入場無料、午前10時~午後7時まで)