『死霊館』ユニバース最終章に呪いの人形アナベル参戦 本編映像が公開
映画『死霊館』ユニバース完結編となる『死霊館 最後の儀式』(10月17日公開)の本編映像が公開され、シリーズを象徴する呪いの人形アナベルが登場する。
『ソウ』シリーズのジェームズ・ワン監督がプロデュースを務め、実在の心霊研究家・ウォーレン夫妻が体験した怪奇事件を基にした恐怖を描いてきた『死霊館』ユニバース。その9作目にしてフィナーレを飾る本作では、夫妻にとって最後の調査となった1986年のアメリカ・ペンシルベニアでの事件を基に、二人の娘を狙う存在との対決を描く。
アナベルは、呪いのアイテムが置いてあるウォーレン家の保管庫でも、特に厳重に管理されている呪いの人形。シリーズ第1作『死霊館』で初登場して以来、その強烈な存在感から単独スピンオフ作品が3本も製作されるほどの人気を獲得した、まさにユニバースを象徴する存在が、本作にも登場する。
本編映像では、ウォーレン夫妻の愛娘ジュディ(ミア・トムリンソン)が、他に誰もいるはずのない部屋から、不気味な軋む音を耳にする。視線の先にあったのは鏡に映る、ゆらゆらと揺れるロッキングチェア。そしてそこに座るアナベルの姿が。ジュディは、母のロレインから教わった魔除けのような言葉を唱えるが、その恐怖は一歩ずつ、確実に彼女へと忍び寄っていく。ユニバースの“顔”として、多くのファンに愛され怖がらせてきたアナベルが、シリーズの壮大なフィナーレを飾る本作でどんな活躍を見せるのか、気になるところだ。
ウォーレン夫妻を演じるのは、お馴染みのパトリック・ウィルソンとヴェラ・ファーミガ。ジェームズ・ワンは脚本にも名を連ね、『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』(2021)、『死霊館のシスター 呪いの秘密』(2023)などのマイケル・チャベスが監督を務める。(編集部・入倉功一)