木村拓哉、宮崎駿監督の説明に「えっ？？」　金曜ロードショー特別番組でアフレコ秘話

　本日（3日）、日本テレビ系「金曜ロードショー」の40周年を記念して放送される特別番組「視聴者が選んだ忘れられない名シーン30」（21時～22時54分）。同番組に登場するタイトル、並びにキャストのコメントが一部公開された。

【画像】「視聴者が選んだ忘れられない名シーン30」ラインナップ＜一部＞

　前身の番組「水曜ロードショー」が金曜日に移動し、「金曜ロードショー」としてスタートしたのが1985年10月4日。その40周年を記念し、過去に放送された作品から、視聴者リクエストの多かった30の名シーンが公開される。事前に発表された一部のタイトルは、放送時にSNS投稿数の世界記録を作った『天空の城ラピュタ』、歴代最高視聴率46.9％を記録した『千と千尋の神隠し』、アニメーション史上最高のエンディングと称される『トイ・ストーリー3』、そして金曜ロードショーと同じ40周年を迎える『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。

　キャストのアフレコ秘話もあるといい、木村拓哉は「宮崎駿監督（※崎＝たつさき）が自分に説明はしてくださったんですけど、「彼はね　星に当たってしまったんだね」って言われて、「えっ？？」・・・ていう・・・。もちろんその出来上がったものを見た後では、監督の説明っていうのが、本当に的を射ているんですけど」、倍賞千恵子は「アフレコを1人でやってて、つまんないなって思ってたんですよ。「木村くんと仕事するのに、なんで私ひとりなんだろう」って思って、（プロデューサーの）鈴木さんに言ったら「あっわかりました！」って、一緒にアフレコができたんです。その時「やったー」って思って」（いずれも一部）と語る。

　そのほか、自身にとっての「金曜ロードショー」について石田ゆり子は「子どもの頃から「家族で金曜日の夜は映画を観る」、そういう素晴らしい時間をくれた番組です。テーマ曲が蘇ってきます、最初の頃の」、歌舞伎俳優の市川團十郎は「今だと映画は、いつでもどこでも見られますが、昔は見られませんでした。レンタルビデオ屋さんで借りる事ができるちょっと前くらいにテレビで放送されるからみんな（金曜ロードショーを）見てました。だから、「金曜ロードショー永遠にあれ！」って感じですね」、長澤まさみは「名作をたくさん教えてもらえる、夢の世界に連れていってくれるそんな存在でした」とコメント。

　大竹しのぶは、自身にとっての「映画」について「娘が高校生くらいの時、何かに感動して泣いた顔を私に見せに来ました。「見て！見て！見て！」と、涙が出ているっていうのを。そういう何か、感情を豊かにさせてくれるのが映画だと思います」としている。（石川友里恵）