「今際の国のアリス」シーズン3に再び渋谷!オリジナルストーリーの舞台を一部公開

麻生羽呂の漫画を山崎賢人(※崎=たつさき)と土屋太鳳の共演により、『キングダム』シリーズの佐藤信介監督が実写化するNetflixシリーズ「今際の国のアリス」。9月25日より配信スタートとなるシーズン3に再び登場する渋谷をはじめ一部舞台の場面写真が公開された。
本シリーズは、突如謎の世界“今際の国”に放り込まれたアリス(山崎)とウサギ(土屋)が仲間とともに、元の世界に戻るために命懸けの“げぇむ”に身を投じるさまを描くサバイバルアクション。2020年12月10日より配信されたシーズン1は、世界70以上の国と地域でTOP10入り、海外レビューサイトのRottenTomatoesではオーディエンススコア96%を記録。2022年12月に配信スタートしたシーズン2では90以上の国と地域でTOP10入り、うち17の国と地域で首位獲得。日本国内では14日連続1位獲得し、配信からわずか4週で日本発作品として最高記録となる視聴時間が2億時間を突破するヒットとなった。
シーズン1で、主人公・アリスを演じた山崎がシリーズを通してお気に入りと名言する“げぇむ”が第3話の「かくれんぼ」。“げぇむ”会場には必ずトランプが1枚提示されており、マークや数字が“げぇむ”のタイプとその難易度を表している。スペードは体力勝負の「肉体型」、ハートは人の心を弄ぶ「心理型」、クローバーはチームの絆が必要になる「バランス型」、ダイヤは頭脳戦が求められる「知能型」を示していて、初めて「心理型」であるハートの“げぇむ”として登場した。山崎は、「植物園での「かくれんぼ」は、かなり印象に残っています。かなり衝撃的な展開でしたし、演じる上でも、監督やプロデューサーと話し合った上で挑みました。完成した映像を見てもエモーショナルで、『今際の国のアリス』の中でも重要な、いい“げぇむ”になったと思っています」と、第3話が物語にとっても大きなポイントとなっていることを示唆し、強い想い入れを明かしている。

前シリーズの最終話直後から始まるシーズン2では、アリスやウサギたちが、さらに難易度の高い“ねくすとすてぇじ”に挑みながら、今際の国の謎に迫っていく。ウサギ役を演じてきた土屋がシリーズを通してお気に入りと明かすのは、“今際の国”の住人と名乗る男・キューマ(山下智久)が登場する「すうとり」。土屋は「漫画を現実化できる監督の手法や物語の紡ぎ方、プラス、山P(山下智久)さんの絞った体!あの体が実在したからこそ、世界の方々がより魅力を実感してくださったと思います。」と大きな話題を呼んだキューマの存在感に触れ、自身もコンテナの上を疾走しながらの過酷な撮影に挑んだ印象深いシーンを挙げている。

そして、シーズン3で描かれるのは、シーズン2の最終話から4年後の世界。前2シーズンで確立した世界観を土台にしたオリジナル・ストーリーだ。山崎、土屋を中心に、大倉孝二、須藤理沙、池内博之、玉城ティナ、醍醐虎汰郎、玄里、吉柳咲良、三河悠河、岩永丞威、池田朱那、賀来賢人ら新たなキャストが参戦。また、前シーズンに出演した磯村勇斗、三吉彩花、毎熊克哉が演じるキャラクターも登場する。
公開された新たな場面写真は、シリーズを通して重要な舞台となった「渋谷」を捉えたカット。シーズン1では無人の渋谷、シーズン2では植物に覆われた渋谷が登場した。さらに、シーズン1でキーとなった“ビーチ”に佇むウサギの姿も見られる。(石川友里恵)
シーズン1
常に優秀な弟と比べられてきたことで夢や目標を失い、生きる意味を見失って自堕落な日々を送っていたアリス。そんな中、高校時代からの仲間である会社員のチョータ(森永悠希)とバーテンダーのカルベ(町田啓太)とともに渋谷の街に繰り出した途端、“今際の国”に放り込まれてしまう。そこでは「命懸け」の“げぇむ”が開催されていた。知力・体力・精神力……さまざまな要素を兼ね備えていないとクリアできない“げぇむ”に翻弄され、極限の状況に追い込まれていくアリスたち。やがて、たった一人で“げぇむ”に挑み続けるもう一人の主人公・ウサギ(土屋太鳳)と出会い、“今際の国”の謎を解く鍵となる場所“ビーチ”を目指すことに。そこでは、チシヤ(村上虹郎)、アン(三吉彩花)、ニラギ(桜田通)、クイナ(朝比奈彩)、アグニ(青柳翔)、ミラ(仲里依紗)ら“げぇむ”参加者たちとの出会いが待っていた。
シーズン2
アリス、ウサギたちが“げぇむ”クリアと共に集めてきたトランプは難易度が高いことを示す絵札のみとなり、よりスリリングな“げぇむ”展開に緊張感と恐怖が増していく。そんな中アリスは“今際の国”の正体を突き止める決意をする。チシヤ、アン、ニラギ、クイナ、アグニ、ミラなど、アリスとウサギを取り巻く“げぇむ”参加者らとの共闘や裏切りが物語を大きく動かしていく中、生き抜くことに貪欲で、義足と弓矢で戦いに挑むヘイヤ(恒松祐里)や、物静かだが、参加者を言葉巧みに翻弄するクセ者中のクセ者・バンダ(磯村勇斗)といった新たなキャラクターたちも登場する。中でも、アリスに大きな影響を与えるのが、“今際の国”の住人と名乗る男・キューマ(山下智久)。初めて登場した「住人」という謎の存在であり、クラブのキングを冠するゲームマスター。敵としてアリスらの行く手を阻みながらも、「生きる意味」について独自の哲学を持つキューマの生き様は、“げぇむ”を通してアリスの心を揺さぶっていく。