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LRT化のアイデア 続々 高岡市民 JR城端線・氷見線を議論

2020年12月20日 05時00分 (12月20日 11時03分更新)
JR城端線・氷見線のLRT化について意見を出し合う参加者=高岡市のたかまちプレイスで

JR城端線・氷見線のLRT化について意見を出し合う参加者=高岡市のたかまちプレイスで


 JR城端線・氷見線の情報発信と利用の意識醸成を目的に活動している市民グループ「路面電車と都市の未来を考える会・高岡(RACDA高岡)」は十九日、高岡市のコミュニティルームたかまちプレイスで、グループに分かれて意見を出し合う「アイデアソン」を開き、城端線と氷見線の次世代型路面電車(LRT)化についてアイデアを出し合った。
 RACDA高岡の会員、富山大都市デザイン学部の学生、呉西地区交通まちづくり市民会議のメンバー計十六人が参加。RACDA高岡の島正範会長(61)は「LRT化の将来について新たな発想を作り出す機会にしたい」と述べた。
 参加者は二班に分かれ、路線や駅・駅周辺について思い思いの考えを披露。「大型商業施設や市民病院に直結して利便性を高める」「一時間に三、四本の周期的に運行するパターンダイヤで、快速運行もあれば」「現存する貴重な駅舎を保存」「サイクルセンターの併設」などの意見があった。また「自分の地域の駅をどんな駅にしたいかを考えるところから始める」「女性にも関心を持ってもらえるような情報発信の活発化を」といった声もあった。
 同グループはアイデアソンに先立って、七〜十一月に公開講座や先進地視察をした。 (武田寛史)
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