人口が千人を割った益田市匹見町の匹見総合支所。市は2022年度に課扱いに移行する

 過疎地域の象徴とされる益田市匹見町の人口が千人を割ったことが28日、分かった。10月末時点で990人。2004年の合併時の1751人から4割以上減った。こうした中、市は機構改革で22年度、旧合併町の匹見、美都両町にある総合支所を部扱いから課扱いに移行する。住民からは旧合併町への対応が「格下げ」になると懸念の声も上がる。