赤木氏の指導でリニューアルした県立高図書館。埼玉福祉会のカエルのぬいぐるみなどが置かれている

 広島県教委による学校図書館リニューアル事業を巡り、児童文学評論家の赤木かん子氏(東京)の指導を受けた県立高18校が2018~22年度、特定業者と78件の随意契約を結び、赤木氏の関連商品などを計453万円で購入していたことが11日、中国新聞の情報公開請求で分かった。うち74件383万円の契約は他の業者から見積もりを取っておらず、県の契約規則が原則禁止する「一者随契」だった。