9月26日、文化庁は愛知県で開催されている国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」に交付される予定だった7800万円の補助金を交付しない方針であることがNHKの取材で明らかとなった。
事前の申請内容が不十分であったことがその理由だ。萩生田光一文科相が同日午後に会見し、補助金を交付しないことを決めたと発表した。
なお菅義偉官房長官は8月2日の会見でトリエンナーレに対する文化庁の補助金について「精査したい」と言及していた。
このニュースにアーティストや作家をはじめ有識者たちが続々と反応。「国による表現の検閲」「自主規制(自己検閲)せざるを得なくなる」など、批判のコメントを寄せている。