大好きで仕方がなくて、たまに母の目で見ちゃったり、尊くてきゅっとなるような存在、「推し」。

山野さんは、iPad ProとApple PencilでNBAの推し選手を描いていたら、ちょっとすごいことになってしまったのです。
こちらが、山野さんの推し、ラッセル・ウェストブルック選手です。「一人だけかなりオーバーリアクションで、プレイにもムラがあって、桜木花道的なんですよ」

桜木花道のような姿に、いてもたってもいられなくなってSNSにイラストをアップするようになったのだそうです。
こんな感じで描いています。1枚30分ほどで、サクサクと仕上げていきます。
「特にイラストの勉強もしたことないんですけど……それっぽいものがすぐにできます」
キャラが引き立つ絵を描き続けていると…
気がつけば、選手など関係者はじめNBA公式からもフォロー!!

「NBAのファンアートは世の中にたくさんあります。私は別にイラストが上手いわけじゃないんですけど…」と言う山野さん。でも、NBA公式からフォローされたり選手から認知されるのってすごくないですか?
「ラッセル・ウェストブルックのダメ感みたいなキャラ推しを、実は望んでいるんだなぁって思います。ツッコミどころや弱いところを魅力として見る感じ」
ウォール・ストリート・ジャーナルから取材を受けることに…!!!

山野さんは、NBAのプレイオフに行くことになったのです!!!!
現地に行くと、大好きなオクラホマシティ・サンダーの公式アカウントから、手厚い歓迎を受け…
You know @7A_mountain from her @okcthunder cartoons. She met Mayor @davidfholt today on her first trip outside of Japan, a visit to #OKC for Game 2 courtesy of the @NBA. How did a Japanese amateur cartoonist who isn’t a sports fan grow to love the Thunder? “Russell Westbrook.” https://t.co/qBIeXVWbn9
オクラホマシティの市長にもお呼ばれし…
Hosting an international summit of @okcthunder fan cartoonists with @7A_mountain and @sportstoons!
地元のテレビでも紹介。バーで「テレビ見たよ!」と声をかけられるまでに。
ホテルに帰ってきたらフロントの女の人たちが「テレビ見たよー!よかったねー!」って言ってくれてちょっと泣きそうになった
「すごい体験ってレベルじゃないよ。奇跡だよ」と山野さん。
イラストでポストカードブックを作って、選手たちにプレゼント! 至高……😂👏
それをロバーソンが見てくれてます (📸 @bzcohen )
「今回の経験は、43歳の人間がしうるかぎり最もやばい部類の経験だった」と、ワンダフルなひとときを振り返っていました。

何かを作り続けると、奇跡みたいなことって起きる。サクサクとイラストを書く山野さんは、そんなことを教えてくれます。
