■新型コロナで今どんな変化が起きている!?コロナ禍による外出の自粛、業務のテレワーク化、オンライン会議の導入…と、私が毎日仕事をする中でも、業務環境の変化を否応なく痛感させられます。
お客様からのご相談にも変化を少しずつ感じており、特に「SNSを新しく始めたい」というご相談が以前より増えています。
SNSは比較的新しいメディアで、マーケティングの手段として使うには判断をためらう企業様が多い傾向にありました。ところが、リアルでの人の接触機会が減った今、対面コミュニケーション、店頭販促、交通広告など、これまでの手法が困難になり、それに変わる案を探す企業様が増えているのではないでしょうか。
コロナ禍で「消費者がSNSを利用する機会が増えた」という調査結果もあります。各社、新しいやり方を模索する中で特にSNSが着目されているのかもしれません。
■SNS運用でやるべきこととは弊社ではまず、SNS運用で必要な作業項目を分解し、お客様自身で対応いただく部分と、弊社でお手伝いする部分とを切り分けてプラン提案しています。
そうすることで、お客様ごとに目的やご予算に沿った運用を実現できます。
最低限必要な項目は、主に以下です。
①投稿内容のネタ出し
②投稿するテキスト作成
③投稿する画像の確保
④SNSへの投稿作業
たとえば、運用ノウハウは無いけど社内リソースがあるというお客様の場合、①、②、④の一部をお客様に対応いただき、企画や運用のテクニック的な部分を弊社でサポートしながら運用することが多いです。
③は本来、ノウハウのみならず時間とコストも必要となります。自社でカメラマンやクリエイターを手配してゼロから画像を確保しようというお客様もいらっしゃいますが、徐々に手詰まりとなり、SNSが思った通りに成長しない、というケースもありました。
SNSを運用する上で投稿に画像を入れることは、フォロワーの目を引くために大事な要素であることは確かです。文章のみの投稿では、フォロワーに表示されるタイムラインで見流されてしまうことがほとんど。
かといって、自前でクオリティ重視の画像確保を続けようとすると、いつかは運用が息切れしてしまうでしょう。
■SNS画像の素材とヒント、実は身近なところに「ノウハウもなく、時間とコストをかけず画像を確保するのは難しそう…」というお客様も多くいらっしゃいます。加えて、しばらくは写真を撮りに出張るのも困難な状況が続きそうです。
そんな時は、身近にある素材に目を向けてみましょう。
まずは
自社公式ウェブサイトの中。オフィスビルやオフィス内の様子、制作実例写真、サービスイメージの図解などが載っていないでしょうか。そうした画像をSNSの投稿に結びつけることができます。
採用サイト内の画像も、権利がクリアならSNS用画像として考えてみるのもいいでしょう。社員紹介やインタビュー、会社紹介に関する写真はSNSの方でも目を引くことが期待できます。
あるいは各自の
業務パソコンの中。イベント時などに資料用として撮っておいた写真がSNS投稿に使えるという話もよくあります。
社史に関する資料がまとまっていれば、使える画像が豊富に掲載されているでしょう。会社の歴史を振り返るネタもSNSへ活用しやすいですよ。
SNSを始めるにあたって「クオリティの高い画像を載せねば…!」と肩肘を張る必要はありません。まずは手元にある画像で良いから投稿してみようという心持ちが大切です。
■コロナ禍のピンチをチャンスに弊社では画一的なプランではなく、お客様にできるだけ寄り添って、効果的に運用する方法を個別にご提案するようにしています。サポート期間を3カ月~6カ月など設定し、ゆくゆくはお客様ご自身ですべて運用できるように支援することも可能です。
ブランドの認知を広めたり、消費者とコミュニケーションをしたり、来店を促進したり。運用を始める目的は様々です。弊社ではヒアリングしながら、どうするのがベストだろう?とSNSを活かす方法を試行錯誤しています。
今回のコロナ禍で様々な社会変化が起きています。テレワークは、通勤時間の削減、家事育児との両立など、多くのメリットがあることを私たちに気づかせてくれました。
リアルの世界では減ったコミュニケーション時間が、SNSの世界へ移っているというのもひとつの変化でしょう。
この社会変化を機に、
SNSによる新しいマーケティングに乗り出してみてはいかがでしょう。そしてよろしければ弊社でそのチャレンジをお手伝いさせていただければ嬉しいです!