多くの人たちに弁護士や弁護士会を身近に感じてもらうため、東京弁護士会が公式キャラクターのアイデアを募集している。
選考委員会の特別委員には、人気漫画シリーズ『ジョジョの奇妙な冒険』の作者である漫画家、荒木飛呂彦さんが就任する。
東京弁護士会の広報担当者は「荒木飛呂彦先生は、ご承知のように、多様なアイディア、独特の画風、台詞まわしで、長年活躍されている著名な人気漫画家であり、一般の方にも当会会員にも多数のファンがいます」と話している。
⚫️荒木さんの参加でモチベアップ狙う
東京弁護士会によると、公式キャラクターを制作するのは初めての試み。その理由について、広報担当者は「広報の活性化、充実化、関心層の拡大を図るため」と説明する。
荒木さんが特別委員として参加することについては、次のように語った。
「荒木先生に当会キャラクター選考に関与していただくことは大変光栄なことであって、デザインを応募していただく方にとってもモチベーションが上がるのではないかと考えました。
また、荒木先生の作品に現れている多様なアイディアや独自の視点などをもとにしたアドバイスをいただくことで、当会の公式キャラクター選考でもより良い作品を選考することができると考えています」(広報担当者)
公式キャラクターのコンセプトは、「人あるいは擬人化されたもの(人、動植物、人工物、想像上の生き物等は不問)」「あたたかさ、親しみやすさがあるキャラクター」「必ずしも弁護士をイメージしなくてもOK」という。
誰でも応募可能で、グランプリ(1作品)には10万円の賞金、特別賞(若干数)には記念品が授与される。締切は2024年1月15日。
詳細や応募は、東京弁護士会の公式ホームページ (https://www.toben.or.jp/know/iinkai/kouhou/news/toben-chara.html)まで。