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自民党の「政治刷新本部」の初会合で発言する岸田首相(中央)。左は菅義偉前首相、右は茂木敏充幹事長=2024年1月11日、東京・永田町の自民党本部
自民党派閥の政治資金パーティー事件を受けて党が設置した「政治刷新本部」(本部長・岸田文雄首相)をめぐり、最大派閥「清和政策研究会」(安倍派、98人)からメンバー入りした10議員のうち9人がパーティー収入の一部を裏金にしていた疑いがあることが、関係者への取材でわかった。
刷新本部は11日に初会合を開いたが、適格性が疑われる議員が法改正などを議論することになり、本部自体の正当性が問われる。
関係者によると、安倍派では、…
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