アメリカのビザの種類について
アメリカは、滞在目的にあわせてビザの取得が必要になりますが、主なビザの種類には以下のものがあります。
学生ビザ
F-1
・・・大学、大学院、語学学校などアカデミックな勉強を目的とした留学生が対象
F-2
・・・F-1の同伴家族が対象
専門学生ビザ
M-1
・・・語学学校など以外の専門的な勉強を目的とした留学生が対象
M-2
・・・M-1の同伴家族が対象
交流訪問者ビザ
J-1
・・・教育機関やその他非営利機関公認のプログラムに参加することが目的で、プログラムには大学院生、医学生、企業の研修生、高校生の交換留学、オペアプログラムなどが含まれます。
J-2
・・・J-1の同伴家族が対象
国際文化交流者ビザ
Q-1
・・・実地訓練、雇用、または訪問者が国籍を有する国の歴史・文化・伝統の普及を目的とした司法長官指定の国際文化交流プログラムに参加することが目的。
貿易駐在員ビザ
E-1
・・・日本に親会社があり、資本の51%以上を所有している米国法人が対象。米国法人が行う貿易の大半が日米間で行われている必要があります。申請者は管理職または特殊技能職者に限られており、 管理職以外の一般従業員は対象外となります。
投資駐在員ビザ
E-2
・・・アメリカに相当額の投資を行うことが目的であり、貿易取引は要求されません。
短期就労ビザ
H-1B
・・・特殊技能を要する職業に従事する人が対象の就労ビザで建築、工学、数学、物理学、医学・衛生、教育、経営学、会計、法律、神学、芸術などが含まれます。
もっとも一般的な就労ビザで、毎年4月に申請受付が開始されるが、年間発給枠数が設定されているため、上限に達すると受付が締め切られます。
H-3
・・・主に報酬を伴う研修に参加する目的で渡米する方が対象。研修は、大学院教育やトレーニング以外にも、分野を問わず研修を希望する雇用主が行うことができますが、研修は生産的雇用ではなく、研修生の本国では受けることができない研修でなければなりません。
H-4
・・・H-1の同伴家族が対象
企業内転勤者ビザ
L-1
・・・日本に本社があり、米国に支店や子会社、関連会社などがある企業内の転勤者が対象。
L-2
・・・L-1の同伴家族が対象。
商用ビザ
B-1
・・・米国内にて給与、またはその他の報酬を受け取らない商用(出張など)を目的として渡米する方が対象。
観光ビザ
B-2
・・・観光、友人・親族の訪問、米国での治療、友好または社交団体などの会議および集会への参加、音楽・スポーツなどのイベントへのアマチュア参加を目的として渡米する方が対象。
スポーツ、芸能、芸術家ビザ
O-1
・・・科学、芸術、教育、ビジネス、スポーツの分野で卓越した能力ある人。
O-3
・・・O-1の同伴家族が対象。
P-1
・・・スポーツ選手、芸能人・グループが対象。
P-4
・・・P-1の同伴家族が対象。
婚約者ビザ
K-1
・・・アメリカ市民と結婚するための婚約者ビザ。渡米後90日以内に結婚が完了しなければいけない。