「断る能力」がない人ほど、人生損をする！都合のいい存在から脱却するために必要なものとは【第180回】

こんにちは。人生や人間関係を上手くいかせたい共働き女性に向けて本質思考をアドバイスする、リアライフカウンセラーの藤本シゲユキです。

生きていく上で必要な能力はたくさんありますが、その中の一つに「断る能力」があります。

これが何かと言うと、「嫌なことややりたくないことに対して『NO』と言える力」のことなんですね。

断る能力がないと人生でかなりの損をする

なぜ断る能力が必要なのかと言うと、断れない人ほど次のような状態に陥ってしまうからです。

・仕事で雑用ばかり押し付けられる
・行きたくない飲み会に参加させられる
・関わりたくない人間がいても線引きできない
・親の言うことに逆らえない
・接客してくれた店員さんに申し訳ないから必要ないものを買ってしまう
・聞きたくない友達の愚痴に何時間も付き合わされる
・営業や勧誘に引っかかりやすい
・恋人の理不尽な言動に何も言えず我慢してしまう
・強くものを言われたら抗えない　etc…

つまり、断れない人ほど第三者に時間を奪われてしまい、自分の時間を使えなくなるんですよ。

あえてこの言葉を使わせていただきますが、断る能力がない人は、人生の半分以上損しています。

いや、半分どころか、人によっては8割以上損していると言えるでしょう。

断れないのは性格のせいではない

自分が断れない人間であることを自覚している人は、性格のせいで断れないと思っている場合がよくありますが、そうではありません。

後天的に根付いてしまった、「嫌われる不安」や「気の弱さ」のせいであり、断る能力は技術になるのです。

ただ、この技術を身につけるためには、嫌われる不安を克服し、自分の見られ方や思われ方を気にしなくなる必要があります。

要するに、「断って嫌われたらどうしよう」「断って使えないヤツと思われたらどうしよう」と思っている間は、断れない自分のままでいるしかないんですよね。

さらにNOと言えるようになるには、断る勇気を持つことが必要になるので、気の弱さを克服しないといけません。

では、この2つをどのようにして克服するのか？

1つずつお話いたします。