2013年11月19日火曜日
ルパン三世 princess of the breeze
局:日本テレビ
放送日:2013/11/15
制作:トムス・エンタテインメント
評価:HV1280
大きな分布でも鮮明なところは少し角ばった分布になる。若干明るさ抑えめでもコントラストも適度に高く、すっきりくっきり画質に見える。
弱いノイズ効果はあるかもしれないけれど、具レインっぽいちらつきはほとんどなく、動きのあるところでも圧縮劣化が少なく安定した映像になっている。
分布に現れている通り線に少し粗さがあり、場所によってはジャギ感の強い線も残っている。狙った質感なのかもしれないけれど、若干雑な作りに見えてしまうかも。
その特徴のおかげで縦720のジャギも非常にわかりやすくHV1280。この分布なので鮮明さは十分だけど、 去年は1440x810のHV1280+だったので解像度も劣り精細さも弱くなった印象。
よなよなペンギン
局:キッズステーションHD@e2
放送日:2013/11/09
制作:マッドハウス
評価:HV1280/721
古い作品だけど、CMなども未チェックだったのでみておこう。
大半が3DCGの映像だけど、境界線がないのでこのチェックには向かずはっきりしない分布になってしまう。かなり大きな分布にも見えるけれど、ノイズの影響も大きく、比較的ソフトな輪郭の映像になっているところが多い。
普通に見ていて気になるほどではないものの、髪のような線間隔の狭い描写を中心に線がガタガタに見えてしまうくらいジャギ感が強いところがあり、2009年作品としても雑というか安っぽいCG映像に見えてしまいそう。
CGでもマッドハウスらしいグレイン風ノイズの強い映像で、キッズでは圧縮劣化でも非常に多く全体に不安定な画質になってしまっている。それでも輪郭線のないCGなので見た目にはそれほど荒れた絵には見えない環境も多いかも。
ジブリ作品に多い上下21ピクセル幅の黒帯付きビスタサイズだけど、 黒帯込みで縦721辺りの中途半端な特徴。圧縮劣化の乱れの影響で正確な数字がわかり辛く、微妙に誤認している可能性もあるけれど、少なくとも正確に縦720の映像にはなっていない。映像として16:9で作っていたかどうかはともかく、元は横1280x720で作った映像を映画用にビスタ化し、さらにその映像をテレビ用に加工したところで微妙な数字の映像になったのかも。
ガイストクラッシャー 3話
局:テレビ東京
放送日:2013/10/16
制作:studioぴえろ
評価:HV1280
2話は録画していなかったので、3話でBSと比較。1話の異常画質は解消して、少し小ぢんまりした分布でも確認した範囲では全体が普通のHV画質になっている。1話は事故っぽい特徴だったので、今後は大丈夫かな?
局:BSJAPAN
放送日:2013/10/18
評価:HV1280
絵で見ると違いがわからないくらい似た画質に見えるものの、分布で見るとBSの方が周囲のノイズが少し減っている。わずかながら明るい部分もテレ東より伸びがよく、BSの方が低ノイズのすっきり画質で特に輪郭線のない色の境界などはBSの方がくっきりしている。
探せばBSの方が崩れているフレームも見つかるけれど、背景の描写もBSの方が緻密さを残しているし、細かい色の滲みも少なく、BSの方が数段上の画質と言ってもよさそう。
それでもよほど画質を気にしながら見比べないとロゴなしでの判別は難しいだろう。
ポケットモンスターXY スタート1時間スペシャル
局:テレビ東京
放送日:2013/10/17
制作:OLM
評価:HV1280+/810
前シリーズの傾向そのままで、横の伸びは良いけれど縦がばっさり切れた横長分布のまま。縦方向にボケているので垂直に近い線は鮮明でも水平に近くなるほど輪郭が甘い絵になっている。
線も極端に細くなくしっかり暗いので、普通に見ていて気になることはないけれど、横長分布になるアニメも淘汰されずにしぶとく残っている。
縦ボケはあっても縦810のジャギも比較的わかりやすく残っていて、引き続き1440x810のHV1280+。
評価:HV1280+/810-i
以前からあったけれど、フィールド毎のリサイズで縞になっているカットが混ざっていた。
縞の特徴からここも元は正確に縦810。720以外からフィールド毎に拡大された映像は珍しい。もちろん720でなく810に戻さないと線の乱れを解消できない。
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