2012年4月8日日曜日
カードファイト!! ヴァンガード アジアサーキット編 1話
局:BS JAPAN
放送日:2012/04/08
評価:HV1280
これもBSJAPANとテレ東の同じところで比較。
縦の伸びが悪く、極端な横長楕円分布になる。線は少し太めでしっかり黒いので縦ボケもまったく気にならず十分鮮明に見えるけれど、水平に近い細い線では黒浮きも起こっていて輪郭も甘くなっている。
動きの大きいところではしっかり劣化も出ているけれど、全体にノイズも目立たずすっきりくっきり画質になっているところが多い。
この状態でも縦720のジャギの特徴は綺麗に残っているHV1280。縦ボケは720→1080のリサイズとは無関係で1280x720の段階で既にボケている。一部CG的な要素を重ねたカットでは縦の伸びが良くなるところもあったので、ボケの原因は撮影より前にあるのかも?
これも横1440経由の映像のBSJAPAN。
局:テレビ東京
放送日:2012/04/08
評価:HV1280
テレ東もほとんど変わらない分布で絵で比較してもほとんど差はないように見えるけれど、線の輪郭を見るとBSよりはっきりしないところが多いようだ。ノイズもBSより多いけれど、逆にBSは少しすっきりした絵になり過ぎている感じがしないでもない。
背景のディテールはBSより残っているところがあったりと、いつもとは逆の傾向が出ているようにも見えるし、同時放送でBSの方が通常の放送と異なる条件になっているのかも?
ふるさと再生 日本の昔ばなし
局:テレビ東京
放送日:2012/04/08
評価:HVFULL
先週、予告で触れたおむすびころりん。
フルHDっぽい特徴はあってもPC作画系映像なので特に凄いわけでもないけれど、1回目の3の話とは大きく特徴が異なっているので見ておこう。
同心四角分布の巨大分布。フルHDで作っているけれど、パンやズームなども多用していて絵を少し拡大しているところが多い。それでも縦1080の特徴も出ているのでフルHD相当の映像といってもいいかな。
動くところは動くけれど、動画皆無で文字通り紙芝居状態のカットも多く、映像としては微妙な作り。
他作品は省略。
局:BS JAPAN
放送日:2012/04/08
評価:HV1280+
話ごとに特徴が違うので中途半端に比較しても意味はないけれど、全部比較する時間もないので最初のところだけ比較しておこう。
先週の花さか爺さんで見たところと同じフレーム。
両脇にBSJAPANの局ロゴの分布が重なっていてわかりにくいけれど、似たような分布で、絵で見てもほとんど差は感じない。ただ全体にノイズが多く、シーンチェンジ近辺ではブロックノイズが見えていたりとやや不安定さが目立つBS。この作品はテレ東の方が欠点が少なかったようだ。
メタルファイト ベイブレードZEROG 1話
局:テレビ東京
放送日:2012/04/08
評価:HV1280
横長でもかなり大きな分布。少し太めの線は適度に暗く、癖のない普通の鮮明HV画質。ただ遠近表現にぼかし効果を多用していて、ちょっと簡素な絵と感じるところが多いかも。
軽微なノイズ効果があり圧縮劣化も少ない方ではないけれど、荒れた感じはなく安定感も十分。ジャギ感もほとんどなく線も滑らかに見えるけれど、彩色時のジャギ感の強い線の特徴も残っていて少し乱れていて、どこかすっきりしない絵に見える原因のひとついなってようにも見える。
元絵の特徴が強く残っていてわかりにくいけど、線間隔の狭いところには縦720の特徴もしっかり残っていてこれもHV1280。
謎の彼女X 1話
局:TOKYO MX
放送日:2012/04/07
評価:HV1280
少し横長の楕円分布で鮮明なところはどこも似たような分布になる。少し暗めの絵で線も黒く、しっかり鮮明に見えるところも多いけれど、ジャギ感のほとんどない少しソフトなHVなので細い線で描かれたところは黒浮きが大きく、どこかバランスの悪い絵に見えてしまうカットも少なくない。暗くしたことで線も太く見え精細感の弱い絵になっている感じでも意外と細かい描写が多かった。
強いというほどではないけれど、ちらつきがわかるくらいのノイズ効果もある。MXでは劣化も目立たず線も十分安定しているけれど、局によって差が出やすい映像かも。
元絵の段階で少しぼかしていたのか、補間処理が優秀なリサイズを使ったのかわからないけれど、ジャギ感の非常に弱い線になっていて、解像度限界に近い描写でもジャギっぽい特徴がほとなく、線も滑らかになっている。ただ、その代償として少し輪郭が甘くなり、精細感や鮮明さが弱くなった感じ。
元絵の特徴が良く残っていて線の特徴だけ見ると高解像度に見えるけれど、断片的でも縦720のジャギも皆無というわけではなく、これもHV1280で間違いないだろう。
かんなぎ 1話
局:BS11
放送日:2012/04/07
評価:SD-ip/486(A)
MXでは何回目の再放送なのかも忘れたくらい繰り返し放送されてきたけれど、これも同時放送なので比較してみよう。上がBS11, 下がMX。
周囲の斑点はBS11の局ロゴの成分。明るい部分はMXとほとんど変わらず、番宣通り普通のアプコン画質での放送。
見比べてもほとんど差は感じないけれど、アプコンでもBS11では圧縮劣化でブロック化しかかったような周期的な崩れがあり、MXの方が線の乱れが少ない。逆にMXでは少しディテールが潰れ気味なところでもBS11の方が細かい描写が残っているなど、どこに注目するかで評価も変わりそうなパターン。
局:TOKYO MX
放送日:2012/04/07
評価:SD-ip/486(A)
Fate/Zero 2ndシーズン 1話
局:TOKYO MX
放送日:2012/04/07
評価:HV1280+
画質視点ではtvkいじめになりそうな同時放送だけど、同じ場所で比較してみよう。
上がMX, 下がtvk。
効果の多用していて鮮明さを優先したような映像ではないので、カット毎に分布も大きく異なるけれど、比較的鮮明なところでは大きめで少し縦の伸びの悪い分布になるところが多い。効果の弱い鮮明なフレームを探せばもっと大きな分布になるところも見つかるだろう。
線もそれほど黒くなく、くっきり鮮明画質ではないけれど、細かい描写も多く精細感のある絵になっているところも多い。グレイン風のノイズもあるけれど、MXでは線が荒れるようなこともなく、十分安定して見える。
1期同様、鮮明なフレームには縦855のジャギもしっかり残っていて元はufotable標準の1520x855で間違いなさそう。1期の時点で確定的だったけれど、今期夜アニメのHV1280+作品はこれで二つ目。
局:tvk
放送日:2012/04/07
評価:HV1280+
一回り小さく、HVとしてもかなりソフトな絵に見えるところが多いtvk。全体にMXより、一回り以上小さくなっていて、tvkの後でMXを見るとはっ霧鮮明さを感じられるくらい差が大きいところも少なくない。
ボケによって線が太くなるだけでなく、元からそれほど黒くない線がさらに黒浮きしてボケ感を増している感じで、tvkにはかなり厳しい特徴の映像と言えそう。
新テニスの王子様 1話
局:BS JAPAN
放送日:2012/04/07
評価:HV1280
テレ東1話と同じところ。
テレ東でもかなり大きな分布だったけれど、BSはさらに少し横の伸びがよくなっている。といってもこれも横1440経由の映像。
僅かながら鮮明になっているものの、 ノイズ効果の影響もあって圧縮劣化も少し目立ち、動きのあるところはもちろん動きの少ないところも少しざらついて見えるところが多い。テレ東もノイズが少ないわけではないけれど、ノイズ効果がつぶれて少しすっきりした絵になっていてBSよりは少し安定した映像になっている。
BSの方が細かい色も崩れず良く残っていたり、探せば地上波より安定したフレームも見つかるので、どこに注目するかで優劣も変わるくらいの差しかなさそうだ。
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