2010年7月11日日曜日
戦国BASARA弐 1話
局:TBS
放送日:2010/07/11
評価:HV1280+
番宣は同枠最初?の放送しかチェックしなかったけど、1期同様巨大な分布の精細鮮明HV。横は1440では足りないので縦長感の強い分布になってしまっているのは同レベルの高精細作品では共通の特徴。精細な作画を活かすためにほとんどぼかしもなく線の黒さがしっかり残った高コントラストさもあって、他の作品とは次元の違う映像を見せてくれる。もっとも、その画質が高評価になるかは見る人の好み次第だけど。
拡大率が1に近付くため高解像度作品ではリサイズ時に微妙な揺らぎは出てしまうけれど、ぼかしのない分比較的はっきりジャギの特徴が残っていて、1期同様縦は864になっているように見える。
1536x864は縦横とも16の倍数で16:9になる数字で、デジタル視点では切りがいい。16進表記だと600h x 360h。繰り返しになるけれど、このクラスでは人間的にわかりやすい1600x900を採用している例が多く、1536x864作品は稀。
あそびにいくヨ! 1話
局:tvk
放送日:2010/07/10
評価:HV1280
大きいというほどでもないけれど、十分大きめの円に近いHV分布。全体に明るさを抑え気味で、カットによっては少しコントラスト不足なところはあるものの、作画も十分精細で乱れも少なく十分高画質。ボケなし局での放送であれば、もう少し横の伸びがよくなるだろう。
比較的細い線のため細部ではジャギが出やすく、綺麗に縦720の特徴が確認できるところが多い。雑な確認だけど、横も1280の特徴が比較的はっきり残っているように見える。
これも1280x720にしてしまうのはもったいないくらいの作画だけど、適度に補間が効いて粗が目立つこともなく、視聴環境によってはこの程度の画質の方がテレビの鮮明化処理との相性でよくバランスのとれた映像になることもあるだろう。
さらに上質のHV1280映像も増えてきているので、これでも極めて優秀といえない凄い時代になってしまったけれど、雑な感じもなく出来ることはちゃんとやっているところは評価したい。
まあちょっと白かったけど・・・
ストライクウィッチーズ2 1話
ぬらりひょんの孫 1話
局:BS11
放送日:2010/07/10
評価:HV1280
MXと同じフレーム。BS11ボケはいつものことながら、MXのかなり優秀な大きな円分布と比べるとかなり小さくなってしまっている。といってもこの分布なので、普通に見ていて画質が悪い、と感じるほどでもない。知らなければ普通のHV画質だと思うだろう。
ここまで違うと比較的容易に判別できる(もちろん局ロゴを隠して見比べて)環境も多いだろう。似た例は過去にもいくつかあるけれど、元が鮮明で大きな分布になるほどBS11の分布の悪さが際立つ。
BS11ボケを除くと基本的には同じ特徴の映像で、元絵の解像度不足が目立つHV1280作品の可能性が高そう。
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