二冊目の著書である「JUnit速効レシピ」が2014年5月29日(木)に全国書店にて発売されます。
「JUnit速効レシピ」は、Java開発時に行うユニットテストを効率良く行う為に開発された
テスティングフレームワークです。
そんなJUnitについて、逆引きリファレンスを基本軸に、
細かいコツや考え方を含みながら分かりやすく解説しています。
JUnitのチュートリアルを含め、機能の説明ごとにサンプルコードを載せていますので、
実際にシステムへ導入するイメージがわきやすく、
内容もレアな関数の解説から、「JUnit」を「Eclipse」へ導入する方法など、
初心者の方から上級者の方まで長くお使いいただける構成となっています。
単なる関数リファレンスではなく、「ユニットテストとは?」「なぜテストを行うの?」など
テスト駆動開発の基本から、テストを行う考え方まで
読めば読むほど学んで行くことが出来るのも特徴の一つです。
Javaによる開発を行っている方に「とてもオススメするJUnit」について、
最新かつ最良の内容をそろえましたので、
是非とも宜しくお願い致します。
『JUnit速効レシピ』書籍情報
本書では、最新の「JUnit4.11」を元に解説しています。
本書の構成は「逆引き」に近い形をとっており、目的の機能を素早く調べることができます。
ですが、単なる「逆引きリファレンス」とは異なり、随所にテストに関するヒントを含めて解説していますので、
本書を使って機能を調べていくと、テスト駆動開発のコツや、テストについての考え方、
ユニットテストを効率良く行う方法まで、自然と身につくことでしょう。
機能説明だけでなく、機能を使ううえで気にすべきことや、
注意点などについても触れていますので、調べれば調べるほど、読めば読むほど、
テスト駆動開発を学んで行くことができます。
機能や目的、メソッド名等から目的の解説を探すことが出来ますので、
永くお手元にて活躍する事でしょう。
書籍名 | JUnit速効レシピ |
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ISBN13桁 | 978-4-7980-4127-8 |
頁数 | 316頁 |
本体価格 | 2,600円 |
発売日 | 2014年05月29日 |
著者名 | 濱田 優(当ブログの管理人) |
『JUnit速効レシピ』目次
はじめに
Chapter1.テスト駆動開発について
- 1-1.テスト駆動開発とは?
- 1-2.テストコードを作成するのは面倒?
- 1-3.JUnitとは?
- 1-4.JUnitによるテスト駆動開発
Chapter2.環境設定
- 2-1.JDKを入手したい
- 2-2.JDKをWindowsへインストールしたい
- 2-3.JDKをMacへインストールしたい
- 2-4.Eclipseをインストールしたい
- 2-5.JUnitをEclipseへ導入したい
- 2-6.hamcrestをEclipseへ導入したい
Chapter3.テストの作成
- 3-1.テスト用のソースフォルダを作成したい
- 3-2.テストクラスを作成したい
- 3-3.テストを宣言したい
- 3-4.指定の例外を成功とみなしたい
- 3-5.テストの実行に制限時間を設けたい
- 3-6.テスト対象から除外したい
- 3-7.テストの事前処理を定義したい
- 3-8.テストの事後処理を定義したい
- 3-9.テストクラスの事前処理を定義したい
- 3-10.テストクラスの事後処理を定義したい
- 3-11.テストスイートクラスを宣言したい
Chapter4.テストのカテゴリ化
- 4-1.カテゴリを作成したい
- 4-2.カテゴリに属することを宣言したい
- 4-3.カテゴリに属するテストを実行対象としたい
- 4-4.カテゴリに属するテストを実行対象から除外したい
Chapter5.パラメータテストの定義
- 5-1.パラメータテストとは?
- 5-2.引数をとるテストメソッドを宣言したい
- 5-3.テストするパラメータを定義したい
- 5-4.テストするパラメータを複数定義したい
Chapter6.実行方法の設定
- 6-1.テストランナーとは?
- 6-2.テストクラス内のすべてのテストを実行したい
- 6-3.複数のテストクラスを実行したい
- 6-4.構造化されたテストクラスを実行したい
- 6-5.引数を持つテストを実行したい
- 6-6.カテゴリを考慮したテストを実行したい
- 6-7.独自のテストランナーを作成したい
Chapter7.テストの実行
- 7-1.Eclipse上でテストを実行したい
- 7-2.コマンドラインからテストを実行したい
- 7-3.テストクラス内からテストを実行したい
Chapter8.期待値と実測値の検証
- 8-1.汎用的に一致することを調べたい
- 8-2.一致することを調べたい
- 8-3.trueであることを調べたい
- 8-4.falseであることを調べたい
- 8-5.nullでないことを調べたい
- 8-6.nullであることを調べたい
- 8-7.配列が一致することを調べたい
- 8-8.オブジェクトが一致することを調べたい
- 8-9.オブジェクトが一致しないことを調べたい
- 8-10.テストを失敗させたい
Chapter9.前提条件の検証
- 9-1.汎用的に一致することを調べたい
- 9-2.trueであることを調べたい
- 9-3.nullでないことを調べたい
- 9-4.例外でないことを調べたい
Chapter10.Matcherオブジェクトによる実測値の取り扱い
- 10-1.Matcherとは?
- 10-2.別のMatcherや値が一致することを調べたい
- 10-3.同じ値であることを調べたい
- 10-4.すべてのMatcherが一致することを調べたい
- 10-5.いずれかのMatcherが一致することを調べたい
- 10-6.複数のMatcherをANDで連結したい
- 10-7.複数のMatcherをORで連結したい
- 10-8.nullであることを調べたい
- 10-9.nullでないことを調べたい
- 10-10.同じインスタンスであることを調べたい1
- 10-11.同じインスタンスであることを調べたい2
- 10-12.指定クラスのインスタンスであることを調べたい1
- 10-13.指定クラスのインスタンスであることを調べたい2
- 10-14.指定クラスのインスタンスであることを調べたい3
- 10-15.文字列が含まれているか調べたい
- 10-16.文字列の最初が一致するか調べたい
- 10-17.文字列の最後が一致するか調べたい
- 10-18.コレクション内のすべての要素と一致するか調べたい
- 10-19.コレクション内に期待する値が含まれるか調べたい
- 10-20.コレクション内に複数の期待する値が含まれるか調べたい
- 10-21.かならず一致させたい
- 10-22.一致しない場合に成功としたい
- 10-23.失敗時のメッセージを上書きしたい
Chapter11.独自のMatcherオブジェクト
- 11-1.独自のMatcherを作成したい
- 11-2.ファクトリメソッドを作成したい
- 11-3.値の比較検証を行いたい
- 11-4.比較に失敗した場合の処理を定義したい
- 11-5.文字列をエラーメッセージに追加したい
- 11-6.オブジェクトをエラーメッセージに追加したい
- 11-7.複数の値をエラーメッセージに追加したい
Chapter12.ルールの利用
- 12-1.ルールとは?
- 12-2.テストのルールを宣言したい
- 12-3.テストクラスのルールを宣言したい
- 12-4.一時的なフォルダの作成と解放を行いたい
- 12-5.一時的なフォルダを取得したい
- 12-6.一時的なフォルダ配下に新しいファイルを作成したい
- 12-7.一時的なフォルダ配下に新しいフォルダを作成したい
- 12-8.一時的なフォルダ配下を削除したい
- 12-9.外部リソースを準備し、テスト実行後に解放したい
- 12-10.テストの事後検証を行いたい
- 12-11.テストが失敗した情報やエラーを蓄積したい
- 12-12.一致性をしらべ、失敗と評価されてもテストを継続したい
- 12-13.別タスクで発生した例外を収集したい
- 12-14.エラーを収集したい
- 12-15.発生した例外を検証したい
- 12-16.例外の型を検証したい
- 12-17.例外のメッセージを検証したい
- 12-18.例外の原因が同じであるか調べたい
- 12-19.テストのタイムアウトを設定したい
- 12-20.任意のタイミングで処理を追加したい
- 12-21.実行中のテスト名を取得したい
- 12-22.複数定義されたルールの実行順序を制御したい
- 12-23.独自のルールを作成したい
Chapter13.テスト項目作成のヒント
- 13-1.予め必要なテスト用フォルダを準備したい
- 13-2.Fixtureオブジェクトを使ってパラメータテストの可読性を上げたい
- 13-3.クラス内でランナーや目的別に分類したい
- 13-4.テストケース抽出のコツ
- 13-5.テストコード作成のコツ
Chapter14 用語集
- 14-1.用語集