2024年12月13日金曜日

NVDUとNVDXがタコ足配当で暴落!NVDLと比較して評判最悪!

 2024å¹´12月12日にNVIDIAの2倍レバレッジETFの1つであるNVDU(後にNVDXも同様の事象を確認!)がタコ足配当を行う、という評判最悪の事例が記録されたので、注意喚起として記録に残しておく。

まずは下記のグラフを見てほしい。

上記は米国版ヤフーファイナンスで、NVIDIA(青の山グラフ)、NVDL(赤線)、NVDX(ピンク線)、NVDU(ç·‘ç·š)の2024å¹´12月10æ—¥~12月12日までの値動きを比較したもの。

NVDL、NVDX、NVDUはいずれもNVIDIAの1日の値動きの2倍同方向に動くタイプのレバレッジETFだ。

12日のタイミングでNVIDIAは配当を出したので、上記すべての銘柄の値段がガクンと落ちているのだが、NVDLとNVDXはNVIDIAの値動きの2倍程度落ちただけなのに対し、NVDUだけはこのタイミングで圧倒的に5倍ほど値段が落ちている。

NVDUは12月19日に一株あたり13.9ドルの配当金が出るから、その分値段が下落した、ということなのだが、配当には約20%の税金が発生するので、長期保有しようとしている人には害悪でしかない。

含み損を抱えた状態で、タコ足配当に対して20%の税金が掛けられてしまう、という状態が発生しているのだ。

しかも本家NVIDIAã‚„NVDLとNVDXよりも遥かに大きい割合で。多少手数料が安いという理由でNVDUを保有するのだけはやめたほうがいい。

さらに付け加えると、銘柄を選ぶ際に流動性は非常に重要です。NVDLは資産総額が約55億ドルなのに対し、NVDXは約7億ドル、NVDUは6億ドルで、NVDLに比べてNVDXとNVDUは流動性が低いです。

流動性が低いと買いたい金額で買うことや売りたい金額で売ることができないのです。

これは実際に売買していて気が付いたことですが、値段が上がっているときに、板が薄いのでより高い金額で買う羽目になってしまったり、値段が下がっているときにより安い金額で売る羽目になってしまうのです。

なので今回のタコ足配当のひどさと流動性の低さを踏まえると、ちょっとNVDUはおすすめできないですね。

最後に、今回の一件でのNVDUの最悪の評判の様子をいくつか載せておきますね。

ちょっと待った。NVDXもクソだった。2024å¹´12月24日の配当落ちの減り具合がひどい。


 

結論。買うならNVDLにしましょう。さもないとタコ足配当されます。